軽すぎるバット

2020年05月17日 06時47分00秒 | 少年野球
以前、ブログ内で「ヘッドがはしる」でバットの重さの重要性を記載しました。

今回はその、何故「軽すぎるバット」が駄目なのか書かせて頂きます。

最初にバットを購入する際、どうしても子供が振りやすい=軽いバットを選びがちです。
それば間違ってはいませんが、ある程度バットに当たるようになってくれば、次のステップでバットの重心がヘッドにある「トップバランス」のバットを試打してみてはどうでしょうか。
大型量販店では、試打できるコーナーがあり、自分に合ったバットを購入できます。
 
スポーツデポ 川崎店では試打コーナーもあり、専門の方(元プロ野球選手のアドバイザー)が常駐しているので、色々アドバイス聞けますよ。
うちの子供も、ここで購入させて頂きました。そこで、アドバイザーの方にも色々相談させて頂きました。

では、この軽すぎるバットでは、どのような欠点があるのでしょうか?
まず、一番の欠点は軽すぎるためボールが飛びにくいという点が最大の欠点だと思います。
イメージとしては、軽いプラスチックのバットでボールを打った距離と、そのバットの先にビニールテープで少しの重しを付けて打った打球の飛距離を比較すると一目瞭然です。
ですので、選手がしっかり振りきれる重さのバットを選定する事=飛距離の向上につながります。

二つ目は、自分のミートポイントまで待てずにヘッドが先に出てしまう事だと思います。
先の述べた通り、トップバランスは重心がバットの先にあります。
だからスイングの際、ヘッドが若干遅れて出て、理想のスイングになります。
しかし、軽すぎるとヘッドが先に出てしまい、重さを感じてスイングまたはバットの先の当たるゴロが多くなると思います。
仮に真芯に当たっても、全く飛距離が出なくなってしまいます。

以上のことが主な欠点になります。

ちょっと話から逸れるかもしれませんが、プロ野球で活躍するホームランバッターでは軽めのバットを使う選手が多いといわれています。
まずは福岡ソフトバンクホークスの柳田選手。そして今年からMLBとなる元横浜DeNAベイスターズの筒香選手などが軽いバットを使うホームランバッターのようです。
二人とも重さは880gだそうですが、高校野球の規定では「900g以上のバットを使うこと」と規約で定められています(私は知らなかった)ので、両選手とも高校生より軽いバットを使っていることになります。
理由は、ネットで調べたら「ギリギリまでボールを引きつけることができるため」と書かれてました。(あってます?)
プロ野球は変化球が大きく鋭いことから、変化球(MLB特有のムービングボール)などに対応しやすいからでしょうか?(間違っていたらご指摘下さい)

では、最後に「どのくらいの重さがいいだよ!」と言われそうですが…。
自分としては、ありきたりな答えですが「フルスイングできるかどうか」が重要なポイントになると思います。

フルスイング=理想的なスイングとするならば、軽すぎてバットの重さを感じられていないのも良くない訳です。
購入時には、しっかり素振りして、一番しっくりくるバットを選択する必要があると思います。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿