福岡ソフトバンクホークスを科学する。

1989年平和台時代から鷹キチの情報発信。
ダイエー→ソフトバンクに変わりました。
厳しい応援の目は変わりません。

福岡ソフトバンクホークスの基礎(003)

2005年01月31日 | スポーツ
1991panfu
これは、懐かしい平和台球場時代のS席,1638席を募集したパンフである。(アルバム参照)
当時球団では、営業部隊らしき組織も無く、本体企業の紹介などで、売りきっていた。つまり、今の様に、努力はあまりしていなかった。S指定席226,600円、A指定175,100円、B指定席154,500円の内訳であった。指定席対象はS指定席は1638席。
今のS指定席は513席である。今は約650,000円強である。約3倍である。
数年前、ある人の強引な手法で200,000円一度に値が上がった。その理由は、東京から比べて、素晴らしい球場で、良い席であるから、自慢できる席という事だった。パリーグの場合西武所沢球場のネット裏の、あの升席と変わらない。
その値上げ理由の実態は?ダイエー本体から、補助金が減額されたため、その10数億円をを補填する事由のため。
ネット裏だけで、年間1億円増額出来た訳だ。確かに、施設がよくなっが、他球場と比べれば値下げ傾向に反する値上げだった。
ここで、初代中内オーナーが発言した言葉を忘れては成らない。ドームが出来れば、雨で中止はない(専門的には、アメチューと言う)から、無駄がなくなるから、必ず、弁当もビールも値下げになる、と言った。
しかし、現場は守らなかった。ダイエー手法はここらあたりから、消費者のこころから離れていったのでは?
ビールは200円アップ、弁当も。売り上げは上がったろうが、消費者の評価は下がった。
当時いくらでも、指定席をキャンセルしても、初年度を除き、次の買い手はあったから若干強きであったろう。
平和台時代の苦労も有ったが、今の如くの組織でなく進めていたが、不思議な年席販売であった。年席購入者には、シリーズチケット優先購入資格以外は、何もない。不思議だ。他球団は、出陣式など参加など、年席購入者に実行している。

新球団も新しい会社を立ち挙げて、さーどうするか。大変若い陣容で、なじみのない顔できまった。
パンフレットを見て、新規顧客開拓の難しさ、九州の風土を研究して欲しい。
試合を見て感激料が、券の価値という人もいるが、ファンクラブ対策の充実(百万人体制)が目標とされて、お披露目が終わったからには、前を見るのもいいが、過去の歴史を知って、この街へ飛び込んで欲しい。

今般、桜井氏は地元対策担当(まじめな方)、野間氏が興業部、岩尾氏がメデイア対策、若い大場氏など優秀な人材が配していて頼もしい、他にも優秀な人物が球団、運営会社に沢山いる、必ず連携して働いてほしい。
新会社のスタッフも紹介を受けたが、16年間の、この根は、そー簡単には変えられない。
平和台時代から、プレハブ時代(パルテノン神殿)を通して、みな、苦労して今日を作った。マサに泣いた、笑った16年間であった。今すべきことは、ファン対策である。早くから言っているが、まだ見えない。頭柔らかい銀行(ソフトバンク)なのだから、
どんどん、金利(ファン対策)を低利で、貸し付けて欲しい。30年返済で。楽天の10万円会員制度など真似せず、やわらか頭で行きましょう。
ひきつずき、基礎編を次回も放送します。