安倍首相、米大統領有力候補で共和党のルビオ議員と面会 ケネディ大使ら同席 対中懸念で一致
http://military38.com/archives/35824282.html
このニュースだけ見ると、安倍総理は
「オバマはあまり親日ではないな。次は共和党政権になりそうだから米大統領有力候補と会談しておこう」
とでもいうような雰囲気を醸し出している。
これは正しいのか?
共和党がいまのオバマより親日的であろうというのは妥当な予測だ。
共和党は安全保障に非常に強い関心がある。
いきおい、米ソ冷戦の後釜となった中国への警戒はオバマより強く、その矢面に立たざるを得ない日本とは仲良くしようとするであろうと考えるのは妥当だ。
それに対して民主党。
民主党は社会福祉に非常に強い関心がある。
オバマケアという国民皆保険は民主党でないと絶対やりたがらない。
その延長線上なのか、民主党は人権問題について非常に介入的である。
ところがどっこい。
人権問題について非常に介入的ならば強烈に中国批判するかと思えば実はそうでもない。
どうもアグネスを彷彿させるようなバイアスのかかった介入をする時があるように見える。
たとえばチベットで僧が何人殺されようが黙して語らずスタンスなのにもかかわらず、捕鯨やイルカ漁は非人道的だとかぬかすバカは、だいたい民主党の党員だろう。
ほら、どこぞの大使館にいるアレもそうじゃないか。
まあともかく、とてもじゃないが親日的でないように見えることがよくある。
そういう意味では安倍総理の策略は間違いではない。
では。
次は共和党政権になるのか?
これまでの米国債デフォルト問題でさんざん揚げ足をとった共和党だが、これがどう出たのかを見る必要があるだろう。
ニュースを見る限りにおいては、揚げ足をとったおかげでオバマの評判は堕ちた。
だが、共和党の評判はもっと堕ちたように見えた。
これじゃあネガティブキャンペーンの意味ないじゃん!?
これじゃあ自爆テロみたいなものじゃん!?
・・・と思っていたのだが。
中間選挙でさらにレイムダック化するオバマ政権
共和党は上院で過半数獲得の勢い
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20140121/258555
> 本来ならオバマ民主党は、こうした状況を解消すべく中間選挙で勢力拡大を目指したいところだ。
> が、低迷するオバマ大統領の支持率、依然として不透明感のある経済状況、オバマケアを巡る世論の2分化が、同党の足を引っ張っている。
> 選挙専門の有力調査機関は1月中旬、
> 「民主党は下院で挽回するどころか現状維持すら困難。大敗の可能性大」
> との見通しを明らかにした。
共和党は善戦している模様。
いつからこうなったんだ?
最初からか?
揚げ足をとったおかげで堕ちたオバマの評判のほうが上回ったのか!?
なら焦土作戦は成功か!?
まあそれならそれでいいんだ。
同記事には名誉朝鮮人のマイク・ホンダも落選の危機とか書いてあるし。
その次の関心ごととなると、次が共和党政権となれば対中国で全面シフトするかどうかだが・・・?
これまでの共和党と違ってそうはならないかもしれない。
共和党に一定数いるオーストリア学派、さらにそこから派生して過激化したティーパーティー。
こいつらは小さな政府を声高に叫んでいる。
オバマケアは政府の支出が激増するから絶対反対という主張になるのは当然のことだ。
実はこれには問題がある。
軍事費も強硬削減するかもしれないことだ。
共和党のオーストリア学派のメンツの中には
「それぞれの国ごとに主権があるのだから、それぞれの国を尊重して、安全保障はそれぞれの国にやってもらいましょうか」
というものだ。
実はアメリカはモンロー主義とかいって不干渉主義に傾いたことがあった。
そういう不干渉主義になることは時々あった。
(ちなみにこのモンロー主義のモンローさんは共和党)
だが。
アメリカが不干渉的になったと見るやいなや、ソ連はアフガニスタンに侵攻した。
だいたいアメリカの不干渉主義は失敗に終わり、
「やっぱり俺様は世界の警察じゃないとな!」
という従来路線に戻ることが常だった。
介入しすぎでウザいのが民主党だとすれば、ときどき世界の軍事バランスを崩すほど不干渉になることがあるが共和党だ。
共和党政権になったとして、もし不干渉主義になったらどうなる?
まずは在韓米軍撤退かな。
朝鮮戦争前後ならばいざしらず、現時点ではこれは日本としては歓迎すべきことだ。
中国様の命令は何でも言いなりにならざるをえなくなった完全属国化の完了した韓国の自業自得な未来を我々は鼻で笑ってやればよろしい。
だが。
その次は、またはそれと合わせて、在日米軍の削減になる。
そうなったらなったで東南アジアと沖縄沖で中国海軍のプレッシャー(たとえば領海侵犯とか)が今より格段に強くなり、あわよくば今よりさらに強硬に既成事実で領土を強奪しようとするのは絶対確実だ。
尖閣に無人の軍用機の着陸くらい平気でやるかもしれん。
ということで。
2chで言われているような、共和党になればもろ手を挙げて大歓迎的に日本にとって好都合というわけにはいかないかもしれない。
http://military38.com/archives/35824282.html
このニュースだけ見ると、安倍総理は
「オバマはあまり親日ではないな。次は共和党政権になりそうだから米大統領有力候補と会談しておこう」
とでもいうような雰囲気を醸し出している。
これは正しいのか?
共和党がいまのオバマより親日的であろうというのは妥当な予測だ。
共和党は安全保障に非常に強い関心がある。
いきおい、米ソ冷戦の後釜となった中国への警戒はオバマより強く、その矢面に立たざるを得ない日本とは仲良くしようとするであろうと考えるのは妥当だ。
それに対して民主党。
民主党は社会福祉に非常に強い関心がある。
オバマケアという国民皆保険は民主党でないと絶対やりたがらない。
その延長線上なのか、民主党は人権問題について非常に介入的である。
ところがどっこい。
人権問題について非常に介入的ならば強烈に中国批判するかと思えば実はそうでもない。
どうもアグネスを彷彿させるようなバイアスのかかった介入をする時があるように見える。
たとえばチベットで僧が何人殺されようが黙して語らずスタンスなのにもかかわらず、捕鯨やイルカ漁は非人道的だとかぬかすバカは、だいたい民主党の党員だろう。
ほら、どこぞの大使館にいるアレもそうじゃないか。
まあともかく、とてもじゃないが親日的でないように見えることがよくある。
そういう意味では安倍総理の策略は間違いではない。
では。
次は共和党政権になるのか?
これまでの米国債デフォルト問題でさんざん揚げ足をとった共和党だが、これがどう出たのかを見る必要があるだろう。
ニュースを見る限りにおいては、揚げ足をとったおかげでオバマの評判は堕ちた。
だが、共和党の評判はもっと堕ちたように見えた。
これじゃあネガティブキャンペーンの意味ないじゃん!?
これじゃあ自爆テロみたいなものじゃん!?
・・・と思っていたのだが。
中間選挙でさらにレイムダック化するオバマ政権
共和党は上院で過半数獲得の勢い
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20140121/258555
> 本来ならオバマ民主党は、こうした状況を解消すべく中間選挙で勢力拡大を目指したいところだ。
> が、低迷するオバマ大統領の支持率、依然として不透明感のある経済状況、オバマケアを巡る世論の2分化が、同党の足を引っ張っている。
> 選挙専門の有力調査機関は1月中旬、
> 「民主党は下院で挽回するどころか現状維持すら困難。大敗の可能性大」
> との見通しを明らかにした。
共和党は善戦している模様。
いつからこうなったんだ?
最初からか?
揚げ足をとったおかげで堕ちたオバマの評判のほうが上回ったのか!?
なら焦土作戦は成功か!?
まあそれならそれでいいんだ。
同記事には名誉朝鮮人のマイク・ホンダも落選の危機とか書いてあるし。
その次の関心ごととなると、次が共和党政権となれば対中国で全面シフトするかどうかだが・・・?
これまでの共和党と違ってそうはならないかもしれない。
共和党に一定数いるオーストリア学派、さらにそこから派生して過激化したティーパーティー。
こいつらは小さな政府を声高に叫んでいる。
オバマケアは政府の支出が激増するから絶対反対という主張になるのは当然のことだ。
実はこれには問題がある。
軍事費も強硬削減するかもしれないことだ。
共和党のオーストリア学派のメンツの中には
「それぞれの国ごとに主権があるのだから、それぞれの国を尊重して、安全保障はそれぞれの国にやってもらいましょうか」
というものだ。
実はアメリカはモンロー主義とかいって不干渉主義に傾いたことがあった。
そういう不干渉主義になることは時々あった。
(ちなみにこのモンロー主義のモンローさんは共和党)
だが。
アメリカが不干渉的になったと見るやいなや、ソ連はアフガニスタンに侵攻した。
だいたいアメリカの不干渉主義は失敗に終わり、
「やっぱり俺様は世界の警察じゃないとな!」
という従来路線に戻ることが常だった。
介入しすぎでウザいのが民主党だとすれば、ときどき世界の軍事バランスを崩すほど不干渉になることがあるが共和党だ。
共和党政権になったとして、もし不干渉主義になったらどうなる?
まずは在韓米軍撤退かな。
朝鮮戦争前後ならばいざしらず、現時点ではこれは日本としては歓迎すべきことだ。
中国様の命令は何でも言いなりにならざるをえなくなった完全属国化の完了した韓国の自業自得な未来を我々は鼻で笑ってやればよろしい。
だが。
その次は、またはそれと合わせて、在日米軍の削減になる。
そうなったらなったで東南アジアと沖縄沖で中国海軍のプレッシャー(たとえば領海侵犯とか)が今より格段に強くなり、あわよくば今よりさらに強硬に既成事実で領土を強奪しようとするのは絶対確実だ。
尖閣に無人の軍用機の着陸くらい平気でやるかもしれん。
ということで。
2chで言われているような、共和党になればもろ手を挙げて大歓迎的に日本にとって好都合というわけにはいかないかもしれない。