教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

『提督、帰還』シリーズ反省会

2017-04-08 19:09:03 | オタネタ全般
先日pixivに投稿した艦これ2次創作小説『提督、帰還』シリーズ。
しばらくたったので自己反省会といきたい。


長さ。
2万字ほど。
これだけ長いのを書いたのは初めて。
自分にとってのブレイクスルーにもなった。


シナリオ。
まあこんなもんですかねえという自己評価。
途中でシナリオが詰まってお蔵入りというのにならなければ、だいたいこんな仕上がりになるのではなかろうかと。
ただいつもと違うのは、シナリオのためだけに取って付けたようなテンプレな悪役というのを嫌悪しておきながら、なぜか今回は自分がそれを書いてしまったことにある。
これは降りてきた神が勝手にそうしたのだから、半分は我輩のせいではないのかもしれないような(笑)。


演出。
客観的にながめても、自分の文体というのは出る、というか隠せないよね。意図的ではない。
そしてこの文体が向いているのかどうかもわからない。
小説化にあたり文章による演出を書きながら随時大幅に増強したのだが、それでも演出的な表現に力不足をはなはだしく感じる。


キャラ。
今回もこれが最大の弱点になっているような。
時雨以外は大差ないようなキャラ立ちになっているし、唯一のヒロインの時雨も萌え要素が全くない。
いつもこの弱点は認識してはいるのだけれど、そして今回も書き終わってあらためて見返すまでそれに気がつかなかった。もう書いちゃったしというので修正できず。


スループット。
あらかじめシナリオの完全なものが既にできていたのでスループットはかなり早かった。
シナリオも、1年ほど前にある日突然に神が降りてきて、ほぼ全部を一瞬で製造したのち我輩の頭の中に置いて行ったので、シナリオのスループットもかなり早かった。ただし神が降りてくるまでの祈っている時間は別換算。


テーマ。
いま見返してみると、これが我輩の結婚観なのかもしれんと思った。
我輩の望むギャルゲー的な結婚エンドの理想の1つがたぶんこれなんだろう。
書いている最中は全く自覚がなかったことだが。
っていうか、ふだんテーマなんぞ全く意識していない。


演出は回数こなすのが一番効果的か。
キャラについての弱点克服がかなり難しいような気もする。