増殖中・・・
とはいえカタツムリの事ではありません。
息子の信号機作りは 日々のライフワークとなっています。
「どこか今日は遊びに行こうか?」
と聞いても
「おもしろい信号機のあるところ!」
と返されて、毎回行き先に悩んでいる休日。
息子は一生懸命地図とにらめっこしているけれど、地図には信号機の形や種類までは載っていません。
信号機なんて そんな凝視するものじゃないけれど、息子の観察記録からすると 実に種類の多さに気づきます。
信号機をネットで調べてみると、信号機好きの人たちが書き込んでいるサイトもあり 全国の変わった信号機を見つけることができます。
マニアック!メーカーや品番まで知ることもできます。
最近の息子のお気に入りは、鋭角な交差点にありがちな 斜め方向に向いている信号機。
通常の信号機の庇(フード?)は、野球帽のつばのようにライト部分の上部だけについているのですが、鋭角な場合は他の方向を進行する車両が間違えて見てしまわないように庇が長く、その車線の車両だけに見えるように上部から横の方までクルンと囲っているのです。
右方向から見えていけない場所は上部から右側にかけてクルン。左方向から見えていけない場合は左側にクルリン。
めったに見かけませんが、高架下にある右折車線の『右折専用信号』(矢印信号ではない3色のタイプ)には真正面からしか見てはいけないので、ほぼ筒状に庇がクルリン。
簡単に言えば視覚制限のフードなのだと思いますが、それを見つけた息子は鼻息が荒くなり叫びます。
「見つけたーー!
変わった信号!!!」
あと、複雑な交差点に行かないとなかなかお目にかかれない四角いフードの信号機で、ライト部分に細工があるのか?ある一定の距離まで近づかないと青信号の灯が見えない信号機。
「四角い信号見たいなぁ。」
息子は気になる信号機に出会うのを、まるで恋い焦がれているかのような思いで待っています。
信号機って奥が深くておもしろいな、と思う私もさすがに呆れています。
そんなことより、安全運転第一。
信号の色は見ないと駄目だけど、他の信号や形を気にしていたら危ないし。
本日、免許更新手続に行ってしみじみ思うのでした。