人が造った港ですが・・・本来は岩礁の裏、岩の隙間などに隠れています。打ちつける波をかわすためでしょうか?これがまた容易には獲れないのだよ。
ここ富津新港ではブロックの隙間か、上げ潮に乗じ「のこのこ」出て来たこの巻貝達を、タモで「ザッと」すくい取ります。
こいつは異国のスペイン辺りで「強壮作用がある」と言われ、大いに持てはやされるている珍味。
我が日本では流通に乗ることめったに無し、自家消費か高級料亭行きと相場も決まっています。
これがまた獲るのが非常に面倒い。マイナス・ドライバー等で根気良く、そして粘り強く「いじいじ」しないと、そう生半可な根気では、全くモノに出来ません。
うふふ、いつか「P・ル-ト号」の「ねじキャップ」に腹いっぱい喰わしてやりたいな。
20分ほどで、大人4人前をGETです!もちろん私一人の戦果
うふふ、海の近くに住んでいて良かったと、そう恩恵にあやかって有難いと思う「嬉し楽しき貝拾い」でした。
この後はちょいと一手間かけて・・・。
いまいち「海臭さ」が鼻につくので、海水と真水を半々に割り、あとは塩を少々・・・茹でる貝の量にもよるのですが、食べて味が引き立つ塩加減に仕上げましょうね。
水から茹でて、沸騰して2分後ぐらいかな?湯を捨てて、そして風に当てて余熱を取りましょう。
写真は自宅の垣根・・・ブロックの上にて風さらしの風景。
こうすると、貝の表面が一気に乾き、そして指でつまんだ時の感触と「見た目」が全然違います。そう香りも良いしね!
こうして塩茹でされた「イソモン」は、ちょいと一手間かけて、そうめでたく「かなり気の利いた」旨し酒の肴になるのでした・・うふふ、良いですね~
やはり肴は自分獲ったものが一番と、そう、あらためて認識させられること受け合います。
飲み過ぎは良くないが、皆様もたまには自分自身獲ったものを「肴に」一杯飲ってはいかがかな?
うふふ、記憶と記念に残る、さぞかし旨い肴になることでしょうよ。
気張りましょうね!それでは、さらばさら。