
2014年7月21日 海の日。
毎年恒例とはいえ、木更津の御神輿わっしょいに参加していたため、実に3週間ぶりの出船です。
今回のメンバーは東京から大部氏とその仲間の2名が「タイラバ」にて参戦希望とのことでしたが・・・いやはや、この時期の真鯛は難しい。
何となくなだが、夏本番直前から初秋にかけて、真鯛の生息域が今現在よりもかなり北に移ると、そう自分思うのですよ。
それも群れで移動するのではなく、てんでんばらばら思い立ったように「んじゃオレ先いくわ
」的に、気ままなジグザグ遡上していたりするような


だからでしょうか、どこの遊漁船もマトモに狙って釣ってはおりません。
まぁ~「はたいた後」の真鯛なんぞに興味は無いと言われれば、そうかそうかと頷かざるおえませんがね。
はたして今回も、本命どこら辺りまで上って来ているか分からないため、あちこち叩いて南下したのだけど、けっきょくアタったのは3週間前と変わらず金谷沖でありました。
今回のタイラバはそのキロ未満の2枚のみであえなく終了・・・超浅場も探ったがダメ、ならば深場をと攻めたがこれが強烈な二枚潮で、自分のこのボートでは歯がたちませなんだ、いやお粗末。
帰りも叩きながら北上したのだけど、外道のあたりさえなし。
いやはやこれでは先が思いやられると、暗たんたる思いに浸りながら第一海堡を右に曲がったところ、おぉ~富津新港沖にかなり大きな船団が形成されているのが見えるではないか
。

事前に中森親方から情報得ていたが、これが噂に聞く超浅場狙いのタチウオ船団
。

どうすっか?御三方に水をむけてみると、やってみたいとのことだったので、仕掛けをラバージグから小メタルジグに変えていざトライ

釣り味にいささか釈然としないものあったが、サーベル・・・と言うよりもベルトサイズを、短時間勝負にて19本上げ、今度こそやれやれの納竿となったのでした。
う~む真鯛2枚では寂しいと思っていたところの、このタチウオでしたからね、船長的にはちょいと胸をなでおろした次第。
御三方、これに懲りずにまた遊びに来て下さいね。次回の釣行は、海況良いコトを祈ろうではありませんか

さてさて報告が前後してしまうが、このタイラバの一日前、7/20の日曜日は木更津の「mary-anna号」から、相模湾のマグロ釣りのお誘いを受けて、こちら図々しくも仲間数名引き連れてお邪魔させてもらうことに。
相模湾沖は以前「がれおんⅢ」に便乗して行ったことあるのだけど、今思えばあれはブリ・ワラサ狙いであって、マグロがターゲットではなかったな。
ですから今回は人生お初のマグロ釣行と言うわけであります。
だけど自分マグ狙えるタックル持っていないし、乗船人数も多かったので、実際釣り上げることよりも、この季節限定の大物ターゲット釣りとは一体どんなものなのか?を体験するのが目的です。
さて剣先を右に曲がってしばらく南西に走ると、おぉっ久方ぶり、沖に浮かぶパヤオ(浮き漁礁)を発見、う~ん懐かしい!
ここでちょいとトップを探り、シイラに遊んでもらいました。
この後はanna号、相模湾を縦に横にときにはジグザグに走って「マグロのナブラ」を探しますが・・・視界に入る海域全てオールクリアー、全くもって異常なしの状態です

それでもガソリンぶちまけて、あっちこっとボート走らすと、ようやっと小規模な鳥山を発見

最初はシイラが跳ねたので、なんだこんなもの


自分マグロが跳ねるの見るのは初めてだったのですが、頭から出て、そのままキレイに体勢崩さずまた頭からドプンと入るのですな。
イルカと同じで、中々に格好良い跳ねだよ

このナブラにボート近づけて、皆でぶんぶんキャストするのですが、いやはや聞きしに勝る手ごわさよ

そもナブラに近づくことが難しい・・・無遠慮に近づくと、いっせいに潜っちまうのだね。
まぁ~かくして私のマグロ初釣行は「マグ・クルーズ」と成り果てたのだけど、得るもの多くまた状況が違った海で(海水がとってもブルー
)遊ぶのがとても新鮮
久方ぶりに充実した一日を過ごすこと出来たと、ここに報告いたします。


anna夫婦そして大野さん、貴重な体験をありがとうございました!
こちら近々ボートを上げて、船底塗装とエンジンのメンテを考えております。それがすんだら、一度だけ自分のこの工作船でマグ狙ってみたいと考えているのですが・・・うふふ、笑わないで下さいね!
それとマグ・ナブラを補足する「人間レーダー」を必要とするときは、いつでも声掛けて下され
バッチリ相務めさせていただきます、ぶふっ。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!
それとマグ・ナブラを補足する「人間レーダー」を必要とするときは、いつでも声掛けて下され

それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!