木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

ワタリガニの醬油漬け(自作なんちゃってカンジャン・ケジャン)で酒を飲む!

2017年08月12日 09時05分03秒 | 釣り
私の自宅からほど近い富津新港では、夏になるとヘッドライト&たも網を片手にした人たちが夜な夜な現れて、岸壁の上から熱心にカニをすくう光景が見られます。


これらの主なターゲットは、ずばりイシガニ。


垂直に切り立った堤防から海面にライトを照らすとですね、海中にいるこれらの目が赤く光り、わりと簡単に見つけることができる。


出撃だ


あとは慎重におしりからすくうだけですが、タイミングさえ外さなければそれほど難しいことではありません。


タモ網の重さに耐えられれば、子供にだって出来ること。


まっでもだいたいオトナの方が夢中になってしまうのですけど。


バッテリーに直結


ちっと貸せ  なんてね。


夏の夜、涼と漁気分とそして実益がともなうこの海遊び・・・いや~実に良いではないですか!


夏休み中のちび達には記憶と記念に残るものとなり、親父の場合はまさに「そのまま酒の肴」に直結なのだから。





うふふ、釣りとはまたちがった趣向なので、今までやったことのない都会のファミリーにはおすすめかもです。


さてさて近場の海で拾えるもう一つのカニの雄に、ワタリガニがいます。


焼きそば?


言わずと知れた高級品、色々な料理にも使えるのでスーパーなどで目にかける人も多いでしょう。


そうこやつ、お店では目に付く頻度たかいであろうが、海の中ではとんと見かけん


甘辛だ


イシガニとタイワンガザミ(通称アメリカ)は日中、海に潜ればまぁ拾うことが出来る。


だけどこの本ワタリはだめですね、どうも隠れ上手であるらしい。


全部がそうだとは思われないが、砂の中に潜って巧妙に隠れているのを、自分何回かこの目で見ましたよ。





アカエイなんかは隠れていても、まわりとの砂の色が違うのでそれと分かるものです。


だけどワタリは難しい。あれは潜って一杯づつ拾うものではないわな~~~あっ、今さらか


そこでどうしても食べたいときは、夏の夜 風のない蒸し暑い日を狙って「浮く習性」のあるワタリを、ボートの上から網ですくう
ことになるのであります。


今夜あたりいいんじゃないか?


カンジャンケジャン


じゃ すくいに行くかよ!


でもこれが実際やってみると、思った以上に難しい。


すくう係と操船する係、コンビネーションよろしく息が合っていないと成立しない遊びである。





一人でこなしたりもするプロもたまに見る、だがその場合それ用の「運転席がバウよりのボート」だから出来ることであって、通常はやはりコンビでやるものですね。


まっ自分の場合、一年に一回遊べればもう十分。カニはいつでも食べたいけれど、ぶふっ。





そうそう先日は、なんちゃって「カンジャンケジャン」を食べました。


本場の韓国では色々とタレに工夫があるのでしょう、だけどそんな本格的にしなくても、あのスルメイカの沖漬けに使う「煮詰め」に活きているワタリをぶち込み、1日冷蔵庫に寝かせるだけで完成。


甘辛く煮たのも良いけど、活きの良いワタリが手に入ったなら、一度はチャレンジしてみては?


まともに料理屋で出されたら、たった一杯でうん千円だそうですよ。


これだ


そんなのまともに食べられないでしょう?


あっ食べるというよりも、あれは「すする」と言った方が表現的にはより近いか。


ちとしょっぱかったりもするが、これこそ夏の夜、冷たい酒に合う肴でありましょうや。


彩雲 地震来たね


うふふふ季節限定の味、今宵も楽しんでみたいと思います。


それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!