予定通りAM6:45分、富津の秘密ドッグを河岸払い。この時刻はそう「べた凪」だった。
酔いどれ「たけさん」は今だ「真鯛」を上げた事ありません。
空気頭キャップ 「たけさん、ラバージグって知ってっか?」
赤鼻たけ 「・・・・・・・・?」
空気頭キャップ 「丸い鉛にゴムを付けて、ひらひらさせながら底から巻いてね」
赤鼻たけ 「・・・んふぅ~・・・・・・?釣れるのか?」
空気頭キャップ 「釣れるとも、ちょいと一緒に俺と沖に出てみやれ!」
タイラバ開始早々、私の愛機「ステラ4000S」にライントラブル・・・うぎゃ~ラインが無いぞ。
前回のタイラバ釣行のとき、船外機のペラに絡まったPEラインが損傷していたのですね・・うまく外せたと思っていたのですが。
ラバージグを落とし、底どりしている最中偶然その傷に気付きましたよそして手で引っ張ると・・・・「あっけなく」切れてしまいました。
いやはや、これで我が手(リール)に残ったPEライン、わずか60Mうぉっ・・・・流し釣り出来ね~じゃね~か。
オノレのあまりの不甲斐なさに、一瞬目を閉じ、そしておもむろに南東に浮かぶ雲を見つめながら「ふぅ~」とため息ついてしまいましたよ。
これでは今回の真鯛はアキラメねばの・・・。
そして自分の準備ミスから釣りを断念せざるおえない憐れな男(俺のことだ)の、内なる慟哭など「全く意に介していない」ハッスルチャレンジャー「たけ氏」に本命のアタリが・・・?
おぉぉぉぉっ、鯛飯サイズをGETです!
いゃ~、えがったえがった!船長てきには一安心。自分は釣ること出来なくてもね。
この後「たけ氏」おもむろに「宝の缶酎ハイ」を開けたのを、わたしバッチリ目撃しましたよ。つまみは魚肉ソーセージでしたな
ぷふっ、良い良い。初マダイに、そしてオノレに乾杯と言うわけですね!
そしてその後、またしても「うすら酔い」の「たけ氏」に待望のアタリが。
たけ氏、ヒット中。
最初「根が掛り」か?とお互い見つめ合ってしまいましたが・・・・確かめると、ロッドが首を縦にふっています!
・・・・ヒットだ~。しかも叩いてる!
齢62歳にして釣り上げた、そう本日は人生初の真鯛記念日。全くもっておめでとうございます。
そしてかたやライン無きリールを「傷心のまま持て遊ぶ」この「酔いどれ空気頭船長」の釣果は?・・・うひゃ~言わずもがなの、そう本命ゼロ。やっちまった