ベコの紅葉巡りは蔵王を訪問中。
山全体が紅葉に染まる中で、蔵王中央高原をトレッキング中です。
蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅から歩いて、片貝沼のあたりにやってきました。
周囲は紅葉が残っていますが、山の上の方はすっかり落葉。
右手に見えるあの山は三宝荒神山。
明日アタックする予定でしたが、すっかり落葉しているのが残念・・・。
ちなみに、1年前の三宝荒神山はこんな感じ。
10月上旬に訪れた時の様子です。
山全体が赤く色づいて紅葉見頃ですね!
時期がずれると紅葉のエリアもどんどん下がります。
訪問時期には注意が必要ですね。
ということで、ここからは1年前のトレッキングの写真です。
10月上旬の蔵王中央高原は色づきはじめといった感じ。
これは片貝沼近くにある歌人・斎藤茂吉の歌碑。
斎藤茂吉は山形出身の歌人です。
蔵王を愛し、周辺20ヶ所に茂吉の歌碑が立っているそうです。
そんな茂吉も眺めたであろう片貝沼周辺の草木。
色づいた草木がきれいですね。
お、沼の様子がチラリと見えました。
湖畔の木々はすっかり紅葉して鮮やかです。
それでは、片貝沼を通過してさらに先へ進みましょう。
ベコ「もみじの山道だべこ!」
うん、トレッキングコースの途中は意外と紅葉している木々も。
落ち葉を踏みしめながら進みましょう。
そんな中で現れたのがこの巨木。
長命の松というそうですが、立ち枯れの様相ですな。
草木が茂っていますが、それほど起伏もなく歩きやすいコースです。
ベコ「よし、森を抜けたべこ!」
長い森を抜けるとそこはうつぼ沼。
と言っても、沼らしいものは見あたりません。
どうやら沼というよりは湿地のようです。
ほとんど草に覆われていて、覗き込まないと沼は見えないのだとか。
とはいえ、周囲の木々はすっかり秋色。
鮮やかとは言い難いですが、気持ちのいい紅葉です。
さあ、それではさらに先に進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
蔵王中央ロープウェイ
蔵王には主に3つのロープウェイがありますが、紅葉シーズンに運転しているのは「蔵王中央ロープウェイ」と「蔵王ロープウェイ」の2つ。
名前が紛らわしいですが、その名のとおり「中央ロープウェイ」は蔵王温泉街の中央にあり、単なる「ロープウェイ」は蔵王温泉街の南端にあります。
本日の蔵王中央ロープウェイは、温泉街から「蔵王中央高原」に登るロープウェイ。100人収容の巨大ゴンドラで、ふもとの「温泉駅」から「鳥兜駅」まで約7分。鳥兜山の山頂に到着したらそこは蔵王中央高原です。
なお、蔵王温泉街は意外とこじんまりしており、ほぼ徒歩圏内。蔵王中央ロープウェイも蔵王ロープウェイも宿から歩いて行けました。ただ、街全体が急な坂の街なので、上の方の宿だと帰る際に苦労するかも。
蔵王中央高原
鳥兜山から広がるのが蔵王中央高原。今回は鳥兜山→片貝沼→うつぼ沼→ドッコ沼と、紅葉と沼をめぐるハイキングコースを歩きました。起伏もほとんどなく、所要時間ものんびり歩いて1時間半強とお手頃なコースでした。
肝心の紅葉の状況は、1年前の10月上旬は色づきはじめ、今回の10月下旬は落葉気味でどちらも残念。想像するに、10月中旬が見頃かも?蔵王は紅葉情報が少なく、訪れるタイミングの判断が難しそうです。
なお、歩きやすいトレッキングコースながら、標識が今ひとつ分かりづらく、ときどきコースをはずれることも。YAMAPのおかげで軌道修正できましたが、これがなければ迷うこと必至でした。ご注意ください。