Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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特定の感情に対処する

2009-05-11 17:58:30 | 自分のおかたづけ
昨日は、黒岩貴先生をお招きしたセミナー「人生を成功へと導く完全な方法」に参加しておりました。

軽快な語り口のバックボーンは膨大な学術の集積に裏付けられたものであり、毎回、到底人にはまねできない、先生ならではの講演を拝聴しております。

先生は、今年に入られてから、「禅」のお話しをしてくださっているのですが、今回はキリスト教のお話しがございました。

キリストが死すときに貼り付けられた十字架。
十字架は、いわゆる処刑台であるにも関わらず、「ペンダントトップ」になったりするんだろうって話。

確かに教会の屋根の上には十字架が、祭壇にも十字架が。
教会は、十字架に貼り付けられて死に絶えた、イエスキリストの思いを思い起こす場であるからであるから。

十字架に縛られたキリストの最初の言葉は
「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」と。

話は少し変わりますが、行き過ぎた羨望は、先生の言葉を借りると「人をひきずり落とす欲求」であります。

確かに憧れレベルだったらいいですけど、引き摺り下ろすくらい強い感情ってマジでおぞましいですし、福沢諭吉も「人生で最も寂しいことは人を羨むこと」と言っています。

「社会は平等であるべき」と考えれば考えるほど、引きずり落とすかは別に突出した誰かの存在を疎ましく思ったり、

比較しては、それに落胆し、無力感を自ら生み出すことは、現代社会ではとても多くなっていると感じます。

さて、
私の人間関係上の課題は、他者からの「抑圧」や「引き摺り下ろし」に平穏に対応するかです。

自分自身の認知が、勘違いな「思い込み」である可能性も検討しながらのことですが。

自分の中では、ある立場から引きずりおろされそうとしていると認知した結果、たとえ報復感情が沸いてきても、それに気づいた時になるべく肯定的に自分にメッセージを出す努力はしていますが、

未だ、頭でわかることと、とっさにおきる無意識の自分の反応が一致しないことに苦笑します。

キリストのように激しい苦痛に耐えながら死に絶えるのもツライのですが、その人たちとの関わりを絶つことをができないまま、

自分が何か悪いことしているように感じながら人間関係を現在進行形にするのも、心が穏やかではないものです。

個人的には、報復はしませんが、自分の感じていることぐらいはを主張したいという思いを抑えることができません。

過去にこんな記事を書いていました→こちら

「汝の敵をも愛せ」と自分にメッセージしても、片方で「そう簡単にはいかんぞよ・・・」と自分で決めた限界の中で、かなりしんどい思いをしています。

「人に妬まれても、決して妬んだりしてはいけない」

これは母の教えでしたが、私の中で数少ない母の金言の1つです。

こんな感情をぶつけられている人の相手の苦悩を思ってのことかは別ですが、案外悪くない摺り込みと思っています。

「報復はしないこと」

これらの否定形のメッセージを受け入れてくれた自分には感謝するんですが、それでもざわつく自分の気持ちを毎度ケアするのは面倒くさい作業です。

この先は、ちょっと長くなりそうなんで、今日はここまでにしときます。

もうすぐベスト3です。



コメント (6)
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