Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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変えるものと変えなくていいもの

2009-05-24 22:18:50 | 自分のおかたづけ
会社なんかで、「自己改革だ」「自己変革だ」と、他者から掛け声ばかりかけられても、

「えっ、変わるってどう変わったらいいのー」「頭ではわかっちゃいるけど、そう簡単に変われたら苦労しないよ」ってのが本音なんじゃないでしょうか?

かくある私も、ある人生の岐路に差し掛かるまではそうでした。
たしかに、たくさんの荷物の整理が必要でした。

つか、手術したかも。
自分で、膿出したり、血を流したり、涙したり・・・。

自分の醜い部分や臆病な部分とか、浅ましい部分とか、不甲斐ない部分とか、ざくざく出てきた時の落ち込みって、そりゃひどかったです。

「Iam OK,You are not OK」の人生態度だった私が

「自分こそメチャクチャだめ人間ですからモード」に突入。

「Iam not OK,You are OK」と、自責の日々が長く続きましたし。

でも、もう一回、自分をOKだと思いたかった。

いちいち、自分を責めたり、自分を間に合わせ的に肯定するのが面倒臭くなり、自分を「本気」で肯定するには、「本気」で肯定できる自分を探すことでしょ・・・

みたいな風にしか考えられなかった私でした。

ある人が、「●●さんが、本当に変わろうと、必死にもがき苦しみ自分に向き合う姿に感動した」と、ボソッと呟きました。

そうやなぁ、何か自分が変わろうとする時って、何か手に握り締めているものを手放すことになるから、一時的につかまるところないから溺れそうになって、もがく。

でも、上手く流れに乗って泳いで、そして最終的に2本足で立てるところに立って、自信を持って歩けるようになる。

一時的には、その急な流れに強い恐れや抵抗が生じるかもしれないけど、最終的には自分が心から大事にできる、ずっと持ち続けたいものが、自分をしっかり立たせてくれる。

浅瀬で両足で立つ自分を信じられるかどうか。

不安なときは、疑心暗鬼になり、周囲も自分も信じられなくなるけど、自分こそが自分を一番近くで支えてくれるいいヤツ。

変えてはいけないものは、抑えてもふたをしても、心から湧き出してくる、自分を勇敢たらしめる原動力。

それ以外は案外どっちゃでもええやろ的に、手放したり、抱きしめたり。

一歩踏み出せるか、踏み出せないかなんて、変えなくていい自分を信じる力と、紙1枚分の厚みの勇気があるかないかなんじゃないかと思ったりします。

最後まで最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、
生き延びるのは変化できる者だけである。
(ダーウィン 『進化論』)

そうなんだろうなと素直に思う今日この頃です。

変化する環境にマッチするために、状況対応力や柔軟性の必要性を感じる毎日です。

そろそろ救済が必要か?



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