DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

林(11)

2022-04-07 16:12:03 | ButsuButsu


大学1年生

私は、中学1年生の頃からはっけん号による琵琶湖の調査に参加し、採水やプランクトン採取などの基本的な調査から、水中ドローンを用いた湖底の探査、採泥などの特殊な調査まで、多くの技術を学ばせていただきました。

はっけん号に乗船するまで本格的な調査に参加したことは1度もなかったため、調査では初めて知ることの連続でした。私は、かねてから魚類が好きで、ナマズの研究を行ってきましたが、はっけん号での水質調査をきっかけに魚類をはじめとした生態系と水圏環境のつながりに興味を持ち、それが水産系の高校に進学する動機にもなりました。

高校では主に海での調査を行っていましたが、ここでもはっけん号で学んだ調査の基本、データの読み方などが大いに役に立ったことは言うまでもありません。はっけん号で得たことは私の一生の財産です。これからも多くの人の学びの場となり、新たな発見の場となる、そんな船であって欲しいと願っています。

クラウドファンディングが始まりました。
寄付よろしくお願いします。


林(10)

2022-04-07 16:12:03 | ButsuButsu

私たちびわ湖トラストの塾生は船上講義の受講や各自の研究をするため、調査船はっけん号を用いて実際に琵琶湖に出ています。
私は中学生の頃からびわ湖トラストの取り組みに参加しており、数々の船上調査をしてきました。
私の研究対象は、近年琵琶湖で確認された外来種のプランクトンであるミクラステリアス・ハーディです。
本種は日本において琵琶湖のみで確認されており、その生態を探るため調査を続けています。
調査には水深別鉛直分布や生息域調査など、実際に調査船で赴かなければできないことがほとんどです。
これらのはっけん号による調査の成果もあり、論文を執筆でき、様々な場で発表することが出来ました。
ですが、本種にはまだまだ調査するべきことがあります。そのためには、はっけん号の存在が必須です。
再びはっけん号に乗船し、塾生とたくさんのことを学び、専門の先生方の船上講義を受けることの出来る日を待ち望んでいます。

(4月から東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科1年生になりました)

明日から、クラウドファンディングが始まります。
ぜひ寄付をお願いします。😊