日本初の高性能原子力潜水艦「シーバット」の艦長となった海江田四郎が乗組員とともに大きな企てを実行する。
主演の大沢たかおほか玉木宏、上戸彩、中村倫也、江口洋介が共演。監督は吉野耕平。
中山七里の小説「ドクター・デスの遺産」を原作にした刑事ものクライムサスペンス。ドクターデスと名乗る連続殺人犯を追う刑事たちを綾野剛と北川景子らがW主演する。監督は深川栄洋。
あの竹内結子のストロベリーナイトを思い出させる雰囲気がある作品だが、まだ北川景子では早いなと感じてしまった。綾野剛も頑張りすぎてしまったか主人公の人間性に惹かれるところが薄かった。最も演技に魅かれたのが犯人役。これには少しびっくりした。今人気を誇る二人の最新作ということで期待されたと思うが鬼滅の刃の陰で目立たない存在なのが残念。
映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』本予告 2020年11月13日(金)公開
『ダークナイト』『インセプション』などのクリストファー・ノーランが監督のSFのジャンルにも入りそうなサスペンス・アクション。主人公を演じるのはデンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントン。その相棒にロバート・パティンソンが共演し、世界を危機から救う。
この作品は「難解」という評判の映画だが実際にその通り。私もSFは多く観てきたけれども、この映画はこのシーンはおかしい?何だ?と思うシーンの連続だった。特に時間を逆行している人間と普通に時間を過ごしている人間とがあちこちの場面で共存しているので最初はその奇妙な動きの意味がわからない。途中からそれらの場面の種明かしを見てゆくことになるが、一回見ただけでは全てのシーンのどれが逆行でどれが順行かがわからないところが多く残った。それにしても過去にこのような映画は観たことがなく、それもCGを使わずに製作していると言うから改めてクリストファー・ノーラン監督に感服した。もう一度じっくり観たい映画だ。
映画『TENET テネット』予告 2020年9月18日(金)公開
過去、エディー・マーフィらが演じた「ドリトル先生」を、ロバート・ダウニー・Jrと最新の映像技術で一新した最新作。先生以外の主役の動物たちの声ををエマ・トンプソン、ラミ・マレック、オクタヴィア・スペンサー、セレーナ・ゴメスらが演じている。監督はスティーヴン・ギャガン。
絶対に子供うけするはずのファンタジー&冒険アドベンチャーに仕上がっている。やはり現代の映像技術で作り上げたかった動物たちとドクターとのリアルで滑稽さに満ちたやり取りが中心になっていて、ドクターの弟子のスタビンズ少年や可愛い女王陛下の付き人 レディローズら子役二人の影が薄く感じられるほど。物語の展開が単純で動物たちの会話に慣れてきた大人には少し間延びしたイメージになってしまいそうだけれど子供たちには終始大うけするはず。動物たちの声を演じている俳優にも名優が揃っていて、大人は字幕版で観るのが良し。
ロバート・ダウニー・Jrがドリトル先生に!映画『ドクター・ドリトル』予告編