You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

えんとつ町のプぺル

2020-12-27 08:53:09 | 映画[ア行]


 キングコングの西野亮廣が映画化を目指し、絵本を最初の媒体に選んだという「えんとつ町のプペル」の劇場版アニメーション。煙に覆われた町を舞台に、えんとつ掃除人の少年と、ゴミから誕生したプペルとの冒険を描く。監督は廣田裕介。アニメーション制作をSTUDIO4°Cが担当。西野亮廣が製作総指揮。

 煙に覆われたえんとつ町が舞台、と言っても黒色や灰色にまみれた町ではなく原色フルカラーの美しい町。アンバランスな設定がふんだんに見られるがそこが狙いなのか?人物のタッチも主人公ルビッチとフーテンの寅さんチックな彼の父親とはミスマッチ。物語は単純で分かりやすく子供たちにはうけそうだが、鬼滅の刃を見た後ではどこまでこころに響くものがあるだろうかと思った。多くのシーンが美術的にはよいものだと感じる。
 
 



『映画 えんとつ町のプぺル』予告1【12月25日公開】


ワンダーウーマン 1984

2020-12-20 08:29:00 | 映画[ワ行]

  
 
    2017年公開の「ワンダーウーマン」の続編。ワイルド・スピードのガル・ガドットとスタートレックのクリス・パインが前作に続き共演。監督はパティ・ジェンキンス。  
 時代は遷り変わり1984年。スミソニアン博物館に勤める考古学者として生きるワンダーウーマンが過去に愛した人との奇跡の再会、そして未曾有の危機に陥る人々を救う。
 映画は女王国で育つ小さなころの主人公の競技シーンから始まる。最初にかなりの時間を占めた若きワンダーウーマンの運動能力と美麗な競技場が描かれたシーンには最初から圧倒された。3年ぶりに考古学者として登場するガル・ガドットは一流ファッションモデルさえも到底及ばないほどに美しく魅力的。アメコミらしくスーパーなヒーロー(ヒロイン)映像が多いが本作は若干、力のない女性らしさが出るシーンもあって良かった。全編にわたってスケールが大きくCGのオンパレード的なところが多いが、主人公の前時代的なコスチュームとのディスマッチそして最後の場面の全身ゴールドの豪奢なコスチュームは凄く魅力的だった。やはり面白い。スーパーマンよりずっといい。(笑)






映画『ワンダーウーマン 1984』日本版予告 2020年12月18日(金) 全国ロードショー

新解釈・三國志

2020-12-13 12:43:45 | 映画[ア行]


「今日から俺は!!」などの福田雄一が監督と脚本を務めたほとんどドタバタといえる長編コメディー映画。三国志の「赤壁の戦い」を福田組の面々とプラスアルファの大物俳優を交えて笑いに包みながら語る。
劉備(大泉洋)と諸葛亮 孔明(ムロツヨシ)と孫権(岡田健史)らが率いる蜀・呉の連合軍3万が曹操(小栗旬)率いる魏軍80万を迎え撃つ。
 事前に番宣が多く流れていたため、このいい加減ぶりは覚悟して観たが本当にいい加減なセリフの一方で映像は大作映画並み。映画キングダムで出てきたセットが使われていたり人気の俳優が顔を連ねていたりで盛沢山。
 最初から最後まで笑いを絶やすことなく観ることができたが特に渡部直美のシーンは夢にも出てきそう。嫌なことがあったときに思い出すようにしようと思った。



映画『新解釈・三國志』予告【12月11日(金)公開】

魔女がいっぱい

2020-12-06 08:30:05 | 映画[マ行]


 
『チャーリーとチョコレート工場』の原作者のロアルド・ダールの児童文学を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどのロバート・ゼメキスが監督したクリスマスに向ける楽しく、奇想天外なファンタジー。
アン・ハサウェイの主演、オクタヴィア・スペンサーやスタンリー・トゥッチらが共演。
舞台は1960年代。ある豪華なホテルで恐ろしい魔女たちが立てている邪悪な計画に少年たちが立ち向かう。チャーリーとチョコレート工場のような総原色のファンタジックワールドを期待して観たが、本作で驚かされたのは大魔女のメークが一番。よくアン・ハサウェイが演じきったと思う。名優と言っていい彼女の演技があってこその映画。鬼滅の刃で家族愛の感動の涙を流したあとは家族でクリスマスにぴったりのこの映画で爆笑の渦に巻き込まれて欲しい。





映画『魔女がいっぱい』本予告 2020年12月4日(金)公開