You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

トップガン  マーヴェリック

2022-05-29 08:47:15 | 映画[タ行]



 
 今から36年前の1986年、アメリカ海軍パイロットの養成機関通称「トップガン」を舞台にした伝説の名作の続編。この作品で一躍有名になったトム・クルーズが凄い続編と一緒に戻ってきた。前作にも出演したヴァル・キルマーをはじめ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリーらが共演。監督は『トロン:レガシー』などのジョセフ・コシンス。 

 本作が製作されていると知り、待ち続けた3年の長さは本作を観て吹っ飛んだ。劇場で多くの観客にで観てほしいというトム・クルーズの気持ちが観ていて伝わってきた。実際の戦闘機の撮影に拘り、登場する俳優たちの厳しい訓練と身体の極限までに挑んで完成した本作を観ながら、その完成度の高さと面白さに感動した。次々と展開する迫力のあるシーンを観てゆきながら、トム・クルーズや製作陣の本作にかける熱意に心がジーンとした。本当に涙もの。
 一作目へのオマージュが実際のストーリーに深く登場してくる。ここでも感動!

 映画界で長い間トップを走り続けてきたトム・クルーズがおそらく全てをかけて挑んだ作品だと思う。これだけの映画は私も当分観られないだろうし、もう観られないかも知れない。数多くの映画賞に輝いて欲しい。





 


映画『トップガン マーヴェリック』新予告 2022年5月27日(金)日米同時公開!

ドクター・ストレンジ  マルチバース・オブ・マッドネス

2022-05-28 08:20:54 | 映画[タ行]


 
 魔術を操り人類のために戦う元天才外科医の活躍を描いた『ドクター・ストレンジ』の続編。メガホンを取るのはホラー映画の名監督で『スパイダーマン』シリーズも手がけたサム・ライミ。このヒーローがはまり役となったベネディクト・カンバーバッチのほか、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムスらが共演。

 ドクター・ストレンジが禁断の呪文によって時空をゆがませたことで生じた、「マルチバース」の世界、これらの映像は「インセプション」などの作品で私も衝撃を受け続けているが本作でもさらにスケールを増した。他の時空に存在する別次元の存在に出会うところなど、子供たちには難解な設定もあるけれどこれこそストレンジらしさかもしれない。適役ワンダの行動も衝撃だが主人公を取り巻く仲間たちの存在もとても良い印象。驚きの映像の連続に良い意味で酔った2時間だった。






「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」5月4日(水・祝)劇場公開!

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

2022-05-21 07:07:19 | 映画[ハ行]

 
 
  J・K・ローリングが脚本として参加し、主人公の魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが活躍するシリーズの3作目。
 ニュート・スキャマンダーをエディ・レッドメイン、恩師ダンブルドアをジュード・ロウ、魔法使いグリンデルバルドをエズラ・ミラーが共演。監督は前2作と同じくデヴィッド・イェーツが担当。
 魔法動物学者のニュートは、魔法学校の教師ダンブルドアや魔法使い仲間、さらには人間(マグル)と共に、魔法使いが人間を支配する世界を作ろうと暗躍する史上最悪の魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。

 印象として最初から最後まで暗いイメージ。ハリーポッターや初期のファンタスチック・ビーストにはもっと楽しい明るい場面が多かった。最大の敵との戦いが決死の戦いそのものだからその重さを表しているのだろうが、奇想天外な魔法動物がそこら中に出てきて楽しませるファンタスチック・ビーストとはほど遠かった。グリンデンバルドの配役も変わったがジョニー・デップの方が華やかさがあった。代わってから暗さを増したようだ。楽しさを期待した子供たちには残念な作品。




映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』本予告 2022年4月8日(金)公開

ラジエーションハウス 劇場版

2022-05-05 17:58:46 | 映画[ラ行]
 

 窪田正孝演じる放射線技師とその仲間たちを描いた人気医療ドラマシリーズの初めての劇場版。本田 翼、遠藤憲一、和久井映見、広瀬アリスらおなじみのメンバーに山崎育三郎、高橋克実、キムラ緑子らが特別出演。監督はテレビシリーズに同じく鈴木雅之。

 私はテレビシリーズも全て観ているほどこのドラマは好きだ。出演者が個性派揃い。遠藤憲一、山口沙弥加、八嶋智人など、飛び出す何気ない一言がとても面白くユニークなのがいい。それに今回特別に出演した山崎育三郎には感情移入してしまうほど良かった。

 映画は数話分のドラマが凝縮された感じ。次から次に、そしてまた重なり合って進むのだけれど、最後には仲間みんなが勢揃いとなっていつもと同じようにほんわかと癒してくれる。
 この劇場版はとても見ごたえがあった。笑いもふんだんだし、涙も誘う。しかし詰め込み過ぎた感もあって次のドラマシリーズが続けられるのかどうかが心配になった。ぜひテレビドラマもまだ続いて欲しい。






『劇場版ラジエーションハウス』予告【2022年4月29日(金・祝)公開】