You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

ザ・スーサイド・スクワッド 

2021-08-22 10:13:45 | 映画[サ行]


 スーサイド・スクワッドとは直訳すると自殺行為の特殊部隊、うまく言えば「極めて危険な決死隊」だろうか。編成されるのはDCコミックスの悪役たち。命令に逆らえば首に埋め込まれた爆弾で殺され、成功すれば減刑されるが立ち向かうのは巨大なモンスター。ハーレイ・クイン役はマーゴット・ロビー、最強スナイパーのブラッドスポートをイドリス・エルバ、敵をチーズに変える能力を持つポルカドットマンをデヴィッド・ダストマルチャンなどが演じ、監督と脚本は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのジェームズ・ガン。

 チームの中でやはり目立つのはマーゴット・ロビーのハーレイ・クインだけれど。彼女のはじけっぷりにはだんだん慣れてきた。サメのキング・シャークはまさしくアメコミの紙面から出現したようなキャラクターだけれど、その声をシルヴェスター・スタローンが演じたのにはびっくり。あの声のファンも多いことだろう。
型にはまったアメコミのヒーローものと一線を隔して、エピソードはバカバカしいのだけれど、ぶっとんだ映像とあちらこちらで風刺を交えた結構楽しい、見ごたえのある映画になっていたと思う。






映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』本予告編

妖怪大戦争 ガーディアンズ

2021-08-15 10:02:22 | 映画[ヤ行]



 2005年には神木隆之介主演で映画化された『妖怪大戦争』を、寺田心の主演により新たな冒険を描いたファンタジー。妖怪ハンター渡辺綱の末裔である主人公渡辺ケイが、世界を恐怖に陥れる怨念の怪物と戦う。監督は前作でもメガホンを取った三池崇史。寺田心のほか杉咲花、大沢たかお、大森南朋、遠藤憲一、安藤サクラらが共演。
妖怪を演じる共演者の安藤サクラと雪女を演じた大島優子、あずき洗いを演じた岡村隆史らはすぐに誰だかわかるのだが、わからない俳優が多いのには驚いた。三浦貴大、、遠藤憲一、石橋蓮司、柄本明らは今でも何を演じていたかが私にはわからない。
共演陣の名を聞くと極めて豪華な俳優陣なのかがわかるが、早いストーリー展開の映画の中では、それを演じているのが誰かを思いつくまでに次の場面に移ってしまっっている。もっと個々の妖怪の紹介に時間を掛けたら面白かったと思う。しかし、子供たちの夏休みに家族で楽しく観る映画にはもってこい。




『妖怪大戦争 ガーディアンズ』本予告【8月13日(金)公開】

キネマの神様

2021-08-13 11:47:19 | 映画[カ行]


 松竹映画100周年を記念して製作を計画しクランクインしながら、W主演の志村けんの悲報に直面し、コロナ禍の中での撮影中断の事態を乗り越えてクランクアップした本当に記念すべき映画。(敬称略)
 志村けんの古くからの友人沢田研二と映画界の名優、小林稔侍、宮本信子、そして主力俳優、菅田将暉と永野芽郁ならびに北川景子、寺島しのぶらが場面、場面を織りなしている。そして監督は重鎮、山田洋次監督。

 「キネマの神様」は作中でも若き助監督だった主人公ゴウが作った脚本の題名となっている。キネマトグラフ(活動写真)を愛し熱血を注いだ松竹撮影所の撮影者、俳優たちの姿を当時のままに描きだしながら、令和の現在の主人公たちの愛の姿を描く。
 作品を見ながらあの「蒲田行進曲」を思い出した。様々な人間模様をキネマが繋ぐ。主人公ゴウは自分はわかっていなかったが彼の人生を彩っていたのはまさしくキネマとそれにかかわった人達だったのだから・・。

 


映画『キネマの神様』【主題歌予告】大ヒット上映中!

ジャングル・クルーズ

2021-08-08 07:52:02 | 映画[サ行]


 1955年に開園した最初のディズニーランドに作られたアトラクションの「ジャングル・クルーズ」をもとにしたしたアドベンチャー。船長をドウェイン・ジョンソン、ヒロインを『メリー・ポピンズ リターンズ』などのエミリー・ブラントが演じた。監督は「トレイン・ミッション」などのジャウム・コレット=セラ
 アマゾンの奥地にあるという不老不死をもたらす花を求めての冒険に挑む3人のキャラクターがとても面白く、展開も早くトレジャーハンティングとしての面白さもあって見どころが多い。急流やアマゾンの動物たちとの戦いだけでなく、潜水艦だ出てきたり首狩り族が出てくるのはまだ驚かないが、最後にはパイレーツ・オブ・カリビアンかと思ってしまうような意外なモンスターまで登場する。出ているだけで頼もしいドウェイン・ジョンソンの船長の本当の姿が以外だったが、最後まで楽しくまとまったさすがディズニーと思わせる映画だった。






「ジャングル・クルーズ」本予告編

雲が描いた月明り

2021-08-01 08:06:49 | 映画[カ行]


 イケメンスター:パク・ボゴムと、名子役として活躍したキム・ユジョンが朝鮮の王宮で繰り広げるラブストーリー。B1A4のジニョン、若手俳優クァク・ドンヨンらが共演。2016年放映の全24話からなる韓国ドラマ。

 韓国時代劇には切っては離せない世継ぎの王子「世子」(せじゃ)役を前回取り上げた映画「ソボク」で人類初のクローン役を見事に演じたパク・ボゴムが演じている。ただ、こちらは非人間的なソボクと違って優しく感情あらわな青年王子で女性ファンには見逃せないはず。一方のヒロイン役のキム・ユジョンは男子に扮する役が全くそう見えないコケティッシュで可愛い役になっている。
 展開は波乱万丈ななかにこのふたりの明るい恋物語が奏でられるので観ていて常に楽しいドラマだ。





【予告編#2】雲が描いた月明り (2016) - パク・ボゴム,キム・ユジョン,ジニョン