監督 フランシス・ローレンス
キャスト ウイル・スミス
アリーシー・ブラガほか
原作はリチャード・マシスンのSFホラー 。映画化は今回で三回目、旧作の一つがチャ-ルトン・ヘストンが演じた地球最後の男「オメガマン」(旧作紹介しています) こちらはちょっとやぼったい名前ですが、「アイアムレジェンド(伝説)」の方が数段いい。
あの誰も居なくなった都会の姿を様々な場所で映像にして見せたのは素晴らしくこれもこの映画の特筆すべきところです。実際に週末の早朝の人と車の極めて少ないときを見計らって交通や人の往来を中断して撮影したとのこと。それも何度も何度も週末の早朝を使って。さらに米軍の戦艦や戦闘機までが登場。特にニューヨークを封鎖するシーンでは国防総省の管理下にある有名な第69歩兵師団が非番の部隊をエキストラとして参加させてくれたとか。あのブルックリン橋のシーンでは10以上の米国政府機関の許可と協力を得て撮影されたとのことで、やはり米国らしいスケールの大きさとこの映画への入れ込みの凄さには感服する。
このような映像の連続とウイル・スミスの演技に魅了され、それだけでも見応え十分。クライマックスはもう少し2転3転の見せ場が欲しかった気もするが、それは欲というもの。とても面白かった。
ファミリー度 80点 カップル度 85点 映画好き度 85点
キャスト ウイル・スミス
アリーシー・ブラガほか
原作はリチャード・マシスンのSFホラー 。映画化は今回で三回目、旧作の一つがチャ-ルトン・ヘストンが演じた地球最後の男「オメガマン」(旧作紹介しています) こちらはちょっとやぼったい名前ですが、「アイアムレジェンド(伝説)」の方が数段いい。
あの誰も居なくなった都会の姿を様々な場所で映像にして見せたのは素晴らしくこれもこの映画の特筆すべきところです。実際に週末の早朝の人と車の極めて少ないときを見計らって交通や人の往来を中断して撮影したとのこと。それも何度も何度も週末の早朝を使って。さらに米軍の戦艦や戦闘機までが登場。特にニューヨークを封鎖するシーンでは国防総省の管理下にある有名な第69歩兵師団が非番の部隊をエキストラとして参加させてくれたとか。あのブルックリン橋のシーンでは10以上の米国政府機関の許可と協力を得て撮影されたとのことで、やはり米国らしいスケールの大きさとこの映画への入れ込みの凄さには感服する。
このような映像の連続とウイル・スミスの演技に魅了され、それだけでも見応え十分。クライマックスはもう少し2転3転の見せ場が欲しかった気もするが、それは欲というもの。とても面白かった。
ファミリー度 80点 カップル度 85点 映画好き度 85点
製作総指揮 角川春樹
監督 森田芳光
出演 織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 佐々木藏之介
中村玉緒 藤田まこと 西岡徳馬 小林稔侍 風間杜夫ほか
森田芳光監督がこれまで映画では誰もやらなかった黒沢作品をリメイク。本家本元の作品をを見ようと思った人も数多いと思いますが、私もその日のうちにDVDを借りて見比べた一人です。旧作の脚本をそのまま使ったということですが、ところどころのシーンも全く同じアングルに気づく所もありました。しかし、旧作で小林桂樹が演じた「押し入れ男」は佐々木藏之介が押し入れに入る度にお辞儀をするひょうきんさとか、城代家老の奥方を演じた中村玉緒の世間知らずな天然ぶりとか、よりコミカルに楽しくなっていた所もあります。馬面が有名な伊藤雄之助の代わりができる役者が居ないとか、多少旧作の脚本に合っていないところもありますが、全編に渡って楽しめました。織田裕二は三船敏郎の演技を参考にすることなく自分なりの三十郎を出したと言っていましたが、スタント無しで挑んだ殺陣といい、なかなか良かったと感じます。本家本元と最も違うのが最後の決闘のシーンですが、家族で楽しめる映画になったということで納得。
ファミリー度 80点 カップル度 75点 映画好き度 75点
監督 森田芳光
出演 織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 佐々木藏之介
中村玉緒 藤田まこと 西岡徳馬 小林稔侍 風間杜夫ほか
森田芳光監督がこれまで映画では誰もやらなかった黒沢作品をリメイク。本家本元の作品をを見ようと思った人も数多いと思いますが、私もその日のうちにDVDを借りて見比べた一人です。旧作の脚本をそのまま使ったということですが、ところどころのシーンも全く同じアングルに気づく所もありました。しかし、旧作で小林桂樹が演じた「押し入れ男」は佐々木藏之介が押し入れに入る度にお辞儀をするひょうきんさとか、城代家老の奥方を演じた中村玉緒の世間知らずな天然ぶりとか、よりコミカルに楽しくなっていた所もあります。馬面が有名な伊藤雄之助の代わりができる役者が居ないとか、多少旧作の脚本に合っていないところもありますが、全編に渡って楽しめました。織田裕二は三船敏郎の演技を参考にすることなく自分なりの三十郎を出したと言っていましたが、スタント無しで挑んだ殺陣といい、なかなか良かったと感じます。本家本元と最も違うのが最後の決闘のシーンですが、家族で楽しめる映画になったということで納得。
ファミリー度 80点 カップル度 75点 映画好き度 75点
監督 ロバート・ゼメキス
キャスト レイ・ウインストン
アンソニー・ホプキンス
ジョン・マルコビッチ
アンジョリーナ・ジョリーほか
最古の叙事詩が最新のフルCGで描かれると言う話題性とアンジョリーナ・ジョリーの妖艶な姿に引き寄せられてこの映画を見てきました。CGと知らなければ多少の違和感を感じながらも普通に見れたに違いなく、またCGと知って見ればとてもすごいと感じる出来栄えです。特に最後のドラゴンとの戦いは目を見張るシーンの連続でした。一昔前の技術ではこの映画のような魔物やドラゴンとの戦いはここまでには描かれなかったのですから。でもひとつ気になったのは女性の顔にもっと生気が欲しかった点です。魔物の役を演じたアンジェリーナ・ジョリーが一番生気を放っていました。
物語は主人公が魔物を倒し、王になるまでの第一部とその主人公の最後の戦いを描いた第二部からなるのですが原作となる古典に忠実に作ったようで、本作も二部構成。主役のレイ・ウインストンが二部では急に年老いてしまいます。途中の王国の繁栄した姿などが描かれていないためか、物語自体が狭く感じてしまいます。
でもあの「ホビットの冒険」や「指輪物語」を書いたJ.R.R.トールキンも影響を受けたという英国文学最古の英雄伝として興味深く、面白く見ました。
ファミリー度 70点 カップル度 75点 映画好き度 75点
キャスト レイ・ウインストン
アンソニー・ホプキンス
ジョン・マルコビッチ
アンジョリーナ・ジョリーほか
最古の叙事詩が最新のフルCGで描かれると言う話題性とアンジョリーナ・ジョリーの妖艶な姿に引き寄せられてこの映画を見てきました。CGと知らなければ多少の違和感を感じながらも普通に見れたに違いなく、またCGと知って見ればとてもすごいと感じる出来栄えです。特に最後のドラゴンとの戦いは目を見張るシーンの連続でした。一昔前の技術ではこの映画のような魔物やドラゴンとの戦いはここまでには描かれなかったのですから。でもひとつ気になったのは女性の顔にもっと生気が欲しかった点です。魔物の役を演じたアンジェリーナ・ジョリーが一番生気を放っていました。
物語は主人公が魔物を倒し、王になるまでの第一部とその主人公の最後の戦いを描いた第二部からなるのですが原作となる古典に忠実に作ったようで、本作も二部構成。主役のレイ・ウインストンが二部では急に年老いてしまいます。途中の王国の繁栄した姿などが描かれていないためか、物語自体が狭く感じてしまいます。
でもあの「ホビットの冒険」や「指輪物語」を書いたJ.R.R.トールキンも影響を受けたという英国文学最古の英雄伝として興味深く、面白く見ました。
ファミリー度 70点 カップル度 75点 映画好き度 75点