You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

マトリックス レザレクションズ

2021-12-19 08:50:11 | 映画[マ行]


『マトリックス』の第一作目が公開されたのが1996年。アカデミー賞4部門に輝いたほか「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録された歴史的名作を2作目『マトリックス リローデッド』3作目『マトリックス レボリューションズ』から18年を経て今回の『マトリックス レザレクションズ』として再生された。まさしく復活(レザレクション)。

 主演と監督はシリーズ過去作と同様にキアヌ・リーヴスとラナ・ウォシャウスキーが担当。キャリー=アン・モスやジェイダ・ピンケット=スミスなど再登場のキャストの他、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世やクリスティナ・リッチらが共演。

 この映画は「マトリックス」という映画を現代の人々に広く知らしめるという主旨が込められているように思う。第一作の公開当時、「驚異の映像革命」などと評されると同時に「仮想現実」というテーマを全世界に一般化したのもこの映画とも言える。今はバーチャルリアリティーなどの言葉がさかんに使われるが私が一番最初にこのテーマになじんだのは映画「マトリックス」だろう。
 ネオとトリニティーが歴史的偉人のように描かれているのは私は大いに賛成。懐かしくふたたびこの世界にひたれて満足だった。







映画『マトリックス レザレクションズ』本予告 2021年12月17日(金)公開

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

2021-12-12 08:23:34 | 映画[ア行]


 マーベルコミックに登場するキャラクター、ヴェノムを主人公にした2作目。ジャーナリストのエディに寄生して、悪態をつきながらもエディと共存しているヴェノムが凶悪な敵に立ち向かう。監督と脚本はアンディ・サーキス。トム・ハーディが主人公を続投し、ウディ・ハレルソン,ナオミ・ハリスらが共演。

 主人公エディーとヴェノムとの掛け合いの面白さがこの映画の持ち味。だけどそっくりな敵が出てくると途中で何が何だか分からなくなってくる。私の眠気のせいかも知れないがあまり覚えてないのは残念。キャスティングが好みでなかったり、ストーリーに深みがなかったりと原因はありそう。ただ、ビジュアルは凄い。マーベルコミックに熱中したアメリカの子供たちには垂涎だろうな。






『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』予告2 2021年 全国ロードショー #ヴェノム #カーネイジ

Dear Evan Hansen

2021-12-05 10:07:35 | 映画[タ行]


 原作はトニー賞でミュージカル作品賞を含む6冠に輝いた同名のブロードウェイミュージカル。優しさが故についてしまった嘘が周りの多くの人達に希望を与えるセンセーションを巻き起こす。彼も暖かく見守る母親の愛情に救われて自分をも取り戻してゆく。
 『ワンダー 君は太陽』などのスティーヴン・チョボスキーが監督、ラ・ラ・ランドの製作チームによる。主人公を舞台版に続きベン・プラットが演じ、ケイトリン・デヴァー、オスカー女優ジュリアン・ムーアに「魔法にかけれれて」のエイミー・アダムスらが共演する。


  

  自分に自信が持てないエヴァン・ハンセンが自分に充てて書いた手紙が巻き起こす事態に悩む姿とアマンドラ・ステンバーグが演じた同級生のように自信満々のように見えても深い悩みを抱える人達が周りにあふれているという事実が胸にささる。それを解決できるのもやはり人の心や言葉(歌)。観て暖かい気持ちを長く味わえた。映画版でも元のミュージカルの良さをふんだんに盛り込んであったと思う。温かさを感じたい時に見直したい映画。







映画【Dear Evan Hansen】本国公式予告 (日本語字幕)