魔法が物語の世界になっている「ジョン・ベレアーズ」の児童文学を原作にしたファンタジー。少年と2人の魔法使いが世界を救うために時計の謎に挑む。主人公ルイス:オーウエン・バカーロの叔父のちょっとずっこけた魔法使いにジャック・ブラック、隣に住む美しい魔女にケイト・ブランシェットが演じる。ふたりの魔法使いがいつもおおらかで楽しく、少しずっこけたところはあるけれどタッグを組めば逞しい。これに一風変わった少年ルイスを加えた3人の人間性に引かれる。
子供たちが観ると笑いころげるようなシーンがふんだんにある。もっと子供向けにコマーシャルをして夏休みに公開すれば大きな話題になっただろうに。うまくまとまっていて大人も一緒に楽しくみることができる。吹き替え版で魔女ケイト・ブランシェットの声を演じた彼女の名前がエンドロールの最初に出てちょっとびっくり。
『ルイスと不思議の時計』予告編(90秒ver)