You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ

2021-10-31 10:08:54 | 映画[サ行]


 
 USAの子供向け玩具『G.I.ジョー』から生まれ、アニメから映画シリーズとなったシリーズ3作目の作品。戦闘エキスパートチーム「G.I.ジョー」のメンバー、スネークアイズの若いころを中心に描く。
メガホンを取るのは『ちいさな独裁者』などのロベルト・シュヴェンケ。ヘンリー・ゴールディング、アンドリュー・コージ、ウルスラ・コルベロのほか、石田えり、平岳大、安部春香らが出演。

 闇組織から命を狙われていた男を救ったスネークアイズが600年にわたって日本の平和を守ってきた秘密忍者組織“嵐影”への入門を許可される。スネークアイズは嵐影から下される三つの試練を乗り越えていくが思いもかけない戦いに巻き込まれる。

 驚かされるのが嵐影の本拠として岸和田城と高級料亭を使って描いているところ。米国向けとして忍者とお城は切り離せないところだし舞台が壮大となってうれしいが、他の撮影の大半をカナダのバンクーバーで行ってるため、ありがちな異様な日本の描き方も多く観られて私たちにいつもの抵抗感を抱かせる。 時系列が異なるので今回はドウェイン・ジョンソンやブルース・ウィリスらの出演はなく寂しいスピンオフ作品になっているが、ハリウッドでも例が少ない日本での一大ロケが行われた作品なので見逃せない作品。






ヘンリー・ゴールディング主演!映画『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』新着US予告編

DUNE/デューン 砂の惑星 

2021-10-24 09:41:53 | 映画[サ行]


 原題「DUNE」はアメリカの作家 フランク・アンバート著のSFシリーズ。1965年に1作目の「砂の惑星」が発刊され、以降20年間で計6作品となった宇宙と惑星を舞台とした超大作シリーズ。『スター・ウォーズ』シリーズなど数多くのSF作品に影響を与えたと言われている。
『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。主人公をティモシー・シャラメが演じ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザックらが共演する。

 宇宙に帝国が築かれている紀元1万年以上の未来。貴重な資源である「香料」の生産地である惑星デューンを舞台に繰り広げられる覇権争いを描いている。スターウォーズと同じように悪徳な皇帝が巨大な権力を振りかざしていてこれに立ち向かう。ただスターウォーズと違ってこちらは酷く落ち着いた雰囲気。もっと大人向けのスターウォーズといったイメージ。ただ、巨大なスケールで描かれた世界観はスターウォーズに優っているかもしれない。興味深いヒロインの登場がまだ遅いが主人公のティモシー・シャラメがこれからも人気を集めそう。原典のDUNEは6作品あるが本作はどうなるかに期待が寄せられる。






映画『DUNE/デューン 砂の惑星』日本版本予告 2021年10月15日(金)全国公開

007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

2021-10-03 08:24:21 | 映画[数字題]


 満を持して公開された007シリーズ最新作。ダニエル・クレイグ版の最終章とされている。一度は引退した身のジェームズ・ボンドが最悪のミッションに挑む。『ボヘミアン・ラプソディ』などのラミ・マレックが敵役として出演しているほかレイフ・ファインズ、ナオミ・ハリスらが出演。監督はキャリー・フクナガがメガホンんを取った。
 数多く再放送もされたきたシリーズ作品のほぼ全てを観てきただろうか・・。25作目となる今回の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は「死ぬ暇はない」という007らしい題名ではあったが本当は意味深・・。
 見て来たどの作品でも、これほど最後の最後で驚かされたことは無い。ダニエル・クレイグが決死のダイビングをし、バイクで誰もできない離れ業をし、あのアストン・マーチンで破壊される寸前までの戦いをする冒頭のシーンの数々にも酔って満足していた自分に予想もしない激しい衝撃だった。コロナのせいで公開が今になったのではなく、多くのファンにできるだけ観てもらいたいために公開が今になったのだと理解した。見逃さないで欲しい作品。






映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』最新予告