You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

コーヒーが冷めないうちに

2018-09-30 09:34:56 | 映画[カ行]

 

 現在、書店に行くと3冊のシリーズで並べられている川口俊和の最初の同名小説を映画化。過去に戻れる席がある喫茶店での不思議な出来事を穏やかな雰囲気と心地よい音楽のなかでやさしく描いている。 

 主演の有村架純の雰囲気が本作の主人公にぴったり。さらに薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子などの感情のこもった助演が素晴らしい。「アンナチュラル」などの演出を担当した塚原あゆ子監督。

 4回泣けるというキャッチフレーズは大げさでは無いと思う。過去に戻って会いたい人に会えても起こった事は変えられない。でもそこで起こることは・・・・。ネタばれにならないようにお話をすると、それはとても大事な変化が自分に起こる・・・。観たあと気持ちよく余韻が残るとてもいい映画です。

 

  

 

「コーヒーが冷めないうちに」予告編


ザ・プレデター

2018-09-24 08:37:31 | 映画[ハ行]

 過去のプレデターやエイリアンVSプレデターのシリーズを全部見てきたけれど今回のザ・プレデターはこれまでとは一風変わった雰囲気に仕上がっている。

戦闘能力に長けた優秀な戦士で、弱い者には手を出さないという武士道精神を持った独特なキャラクターはそのまま、若い動物学者の女性や元特殊部隊の父親を持つ少年らを登場させて、アドベンチャー的な要素も盛り込んでいる。プレデターの存在をひた隠しにしようとする政府組織との対立や、遺伝子レベルでの操作でさらに強大になった新たなプレデターが登場したりで単純なサバイバルゲームではなくなっている。その効果か、子供から女性まで楽しめるプレデターになったようだ。

 アーノルド・シュワルツネッガーのあの衝撃の第一作から30年目、強い者とは戦い、弱い者は助ける、この欠くことのできないキャラクターはこれからもファンを楽しませてくれそうだ。

 

 

映画『ザ・プレデター』予告 伝説降臨編


アントマン&ワスプ

2018-09-17 07:25:05 | 映画[ア行]

 マーベルスタジオからあの一風変わったヒーローが魅惑のヒロインと一緒に戻ってきた。一作目でも出てきた、ビム博士の一人娘ホープ。アントマンを助ける?いやアントマンに代わって活躍する。これからはアントマンの先を行くかも・・知れない。

 今の技術だから映像にして見せることができるのだけど、あらゆるものが大きくなったり、小さくなったり、はたまた 分子や原子の世界まで到達できたり。次から次へと繰り出されるこの奇想天外なシーンの連続には子供たちも大満足に違いない。

 監督はベイトン・リード。ワスプにエバンジェリン・リリー、ビム博士役の マイケル・ダグラスが渋い。

 

 

「アントマン&ワスプ」日本版本予告(大ヒット上映中)


オーシャンズ8

2018-09-09 07:37:28 | 映画[ア行]

  2001年に最初に公開されたあのオーシャンズシリーズ(11・12・13)の続編。今回のリーダーがあのジョージ・クルーニーが演じたオーシャンズのリーダーの妹という設定。伝説のあのオーシャンズは世界のトップスターたちばかりが集まった前代未聞の映画だったが、今回は女性版でそれを目指している。しかし予算の関係か少し物足りなかったかもしれない。サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイをはじめ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、アウクワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム・カーターらが出演。監督は『ハンガー・ゲーム』などのゲイリー・ロス。

 このシリーズは仲間が揃ってゆく過程が面白い。本作も同じ。サンドラ・ブロック演じるリーダーは出所したらまともに暮らすといいながら、出所と同時に仲間を探し始める。作品はあまり起伏無くスムーズに進む。中には予想を覆す展開もあるが、どちらかというともっとスリリングにすべての展開を見せて欲しかった。だが、ゴージャスで美しいところは際立っていた。アン・ハサウェイは欠かせないところ。もし次回作があるならキャストもステージも、もっとグレードアップ、スケールアップすると面白い。

 

 

映画『オーシャンズ8』本予告編