第一作からもう5年経ったと思うとびっくりするくらい最初の「パシフィックリム」を観た印象は鮮烈で、いまでも勇壮なテーマメロディーとともに映像がよみがえってくるほど。またあのテーマが聴けるのがうれしい。今回はあれから10年後を想定し、前回の主人公のひとり菊池凜子演じるマコも再登場して重要なパーソンを演じている。伝説的イェーガー・パイロットのペントコストの息子 ジェイクとイェーガーを作る才能に長けた少女アマーラとがストーリーの主軸を務めているが 日本から菊池凜子のほかに新田真剣佑も出ていて、東京もカイジュウとの戦いの場となる。
監督はドラマシリーズ「スパルタカス」などに携わってきたスティーヴン・S・デナイト。 前作で監督を務めたギレルモ・デル・トロは本作では製作に回っている。前作同様日本の特撮映画やロボットアニメへのオマージュはふんだんに感じられる。
前作が非常にマニアックでカイジュウ世代に育った大人向けのように思えたが、本作はカラフルなイェーガーが何体も出てきて、彼らが戦う画面も明るく、子供たちが喜ぶ作品になっている。
映画「パシフィック・リム: アップライジング」日本版予告