ダニエル・クレイグ版007の第4弾。
前作「スカイフォール」に引き続き監督は サム・メンデス監督。007はやはりスパイ映画の頂点かと思わせる。個人的にはミッション・インポッシブルも好きだが、本作はトップの座を明け渡したくないという意地が随所に顕れたようだ。のっけから、どのように撮影したのかと思うような大群衆の上空を飛ぶヘリコプター内での危険なアクションシーンから始まる。
カーチェイスはスーパーカーの豪華さが売り。さらに建物の破壊シーンが半端じゃない。サム・メンデス監督はCGをできるだけ使わず、実写を重視したとか・・・。ならばあのシーンは?と思わせる場面がふんだんに有る。
途中からボンドと行動を共にするレア・セドウも可愛いが、Q役のベン・ウイッショーもいい味を出している。ただ結末は意外。この007にハッピーエンドは似合わない。
『007 スペクター』最新予告 2015年12月4日公開