監督 フェルナンド・メイレレス
キャスト ジュリアン・ムーア
マーク・ラファロ
伊勢谷友介
木村佳乃
ダニー・クローバー
ある外国の町で暮らす日本人(伊勢谷友介)が突然、目の前がまっ白になり目が見えなくなってしまうことろからこの事態は始まる。妻に連れられて眼科に行くが原因は全く不明。やがて、この眼科の医者や患者にも同じ症状が発症し、この病気が伝染性であることが判る。この病気に冒され、隔離をされた人たちが体験する何日かを描く。
正直言って、途中で一瞬、これ以上この映画を見るのを止めて席を立とうかと思った。ここまで汚い人間がいるのか?目が見えなくなってしまった男たちはここまで弱くおじけずいてしまうのか?・・。描かれた現実から目を背けたくなってくる。
そこまで、この監督が描くこの映画の表現は露骨だ。
私たちはその中で完全に感情移入してしまう。 見たくないものを見てしまう。
この映画について、監督フェルナンド・メイレレスは語ったそうだが、この作品で“目が見えない”ということを用いて訴えたかったと。
普段、見えているはずの自分自身、自分の伴侶、仲間や暮らし。これがいつも本当に見えているのか? 見えなくなって 初めて本当のことが見える場合がある。
ただ、悪い事ばかりではない。見えなくなるということは人の心の動きに敏感になり、ある者は愛されていたことに気づく。あるものは目が見えていた時よりも、人と人との絆をより深く感じる。視力を失って、初めて彼らは人の真心を見る・・・。
ここまでリアルティを持って人間の心理を深く描いた映画はそう無いと思う。
途中、いやおうなしの絶望感が襲う(人によるが、私の場合はそうだった)が、最後には、本来見つめなければならないものが見えてきて・・・とても考えさせられる映画だ.
ファミリー度 65点 カップル度 70点 映画好き度 70点
キャスト ジュリアン・ムーア
マーク・ラファロ
伊勢谷友介
木村佳乃
ダニー・クローバー
ある外国の町で暮らす日本人(伊勢谷友介)が突然、目の前がまっ白になり目が見えなくなってしまうことろからこの事態は始まる。妻に連れられて眼科に行くが原因は全く不明。やがて、この眼科の医者や患者にも同じ症状が発症し、この病気が伝染性であることが判る。この病気に冒され、隔離をされた人たちが体験する何日かを描く。
正直言って、途中で一瞬、これ以上この映画を見るのを止めて席を立とうかと思った。ここまで汚い人間がいるのか?目が見えなくなってしまった男たちはここまで弱くおじけずいてしまうのか?・・。描かれた現実から目を背けたくなってくる。
そこまで、この監督が描くこの映画の表現は露骨だ。
私たちはその中で完全に感情移入してしまう。 見たくないものを見てしまう。
この映画について、監督フェルナンド・メイレレスは語ったそうだが、この作品で“目が見えない”ということを用いて訴えたかったと。
普段、見えているはずの自分自身、自分の伴侶、仲間や暮らし。これがいつも本当に見えているのか? 見えなくなって 初めて本当のことが見える場合がある。
ただ、悪い事ばかりではない。見えなくなるということは人の心の動きに敏感になり、ある者は愛されていたことに気づく。あるものは目が見えていた時よりも、人と人との絆をより深く感じる。視力を失って、初めて彼らは人の真心を見る・・・。
ここまでリアルティを持って人間の心理を深く描いた映画はそう無いと思う。
途中、いやおうなしの絶望感が襲う(人によるが、私の場合はそうだった)が、最後には、本来見つめなければならないものが見えてきて・・・とても考えさせられる映画だ.
ファミリー度 65点 カップル度 70点 映画好き度 70点
正直 人間の醜い部分に怖さを感じました。
目を覆いたくなるような描写はなんのために?
そう思ってましたが監督さんの言葉 深いですね!
もしかしたら目が見えてるのに大事なものに気が付いていないのかもしれません。そう思うとこの映画はいろいろ考えさせられますね。見えなくなることで絆を感じてる夫婦いました。伊勢谷&木村の日本人カップル 違和感なくハリウッドの映画に溶け込んでて 日本語のセリフがなんだか逆に不思議でした(笑)