花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

広帯蜻蛉枝尺蛾

2012年06月18日 23時28分15秒 | 蝶・蛾
どうでもいいような虫の、投げやりに具体的に付けられた名前は呪文のようになってしまっている。
ヒロオビトンボエダシャクという蛾である。

体の長さがトンボっぽい枝尺蛾のトンボエダシャクという種によく似て、羽の帯模様が広いのでヒロオビトンボエダシャク。
羽の広さがチョウっぽいトンボの蝶蜻蛉はやはり明らかにトンボで、これはやはり明らかに蛾だ。

ヒラヒラしているとチョウっぽくもあるが、止めて見るとどうしても、こういう模様は蛾の特有なもの。
蝶と蛾に厳密な意味では区別は無いというが、そういうのは不思議なものだ。