先月ヴォーリズ展がありましたが、その際山梨にもヴォ-リズ建築があるか調べました。
「ヴォーリズの建築」(山形政昭・著)によりますと、
甲府YMCA会館(1917)
山梨英和学院(1924)
の2つの建築がリストにありました。このうち、山梨英和学院(講堂)は、第二次世界大戦の甲府空襲で焼失したことは知られていますが、甲府YMCAについては、関係者の間でも知られていません。
その当時甲府YMCAという組織は存在しておらず、小生が関係者から聞き取り調査を行なった結果、「山梨英和学院120年史」の中に「カ-トメル会館」の写真を発見しました。これはカナダ婦人宣教師、マーサ・ジュリア・カートメルの名前からとった、幼稚園と女塾が併設された建物です。ただ、建設年が1914年(別の説では1915年)となっており、上記の1917年と若干食い違いがあります。しかし、外観といい、当時の甲府の建築事情から推測するに、これがヴォーリズの手になるものではないかと思うのです。専門家の精査を待ちたいと思います。

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「ヴォーリズの建築」(山形政昭・著)によりますと、
甲府YMCA会館(1917)
山梨英和学院(1924)
の2つの建築がリストにありました。このうち、山梨英和学院(講堂)は、第二次世界大戦の甲府空襲で焼失したことは知られていますが、甲府YMCAについては、関係者の間でも知られていません。
その当時甲府YMCAという組織は存在しておらず、小生が関係者から聞き取り調査を行なった結果、「山梨英和学院120年史」の中に「カ-トメル会館」の写真を発見しました。これはカナダ婦人宣教師、マーサ・ジュリア・カートメルの名前からとった、幼稚園と女塾が併設された建物です。ただ、建設年が1914年(別の説では1915年)となっており、上記の1917年と若干食い違いがあります。しかし、外観といい、当時の甲府の建築事情から推測するに、これがヴォーリズの手になるものではないかと思うのです。専門家の精査を待ちたいと思います。


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