やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

赤沢宿の町並みー(2)大阪屋

2006年10月10日 | 峡南(身延・早川・南部)

江戸があれば大阪もあるということで、こちらは「大阪屋」さん。江戸屋さん同様の建築年でやはり明治12年に改築。軒下にずらりと並んでいるのは、“講中札”と言って、各地から来た講が定宿の印として残していったもので、“板マネギ”とも呼ばれるそうだ。この札には、講の名前や個人の名前、役職、住所などが書かれている。現在残っている講中札は、昭和35年以降のものだそうだ。

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2 コメント

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たびたびどーも (ヒコベエ)
2006-12-21 23:40:37
大阪屋の主屋は明治11年に二階増築改装です。ちなみにマネギ札は大正10年頃、各旅館に集中して奉納されました。大阪屋の札も大正10年頃のものです。奉納した講人たちはT12関東大震災とS20年3月の大空襲でほぼチリジリになってしまいました。それでも戦後26年ころまでは向島からは来ていたようです。

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続たびたびどーも (ヒコベエ)
2006-12-22 01:22:55
早速コメントをいただき、しかもリンクまでしていただきありがとうございます。なんか2階級昇進したようでうれしいです。当方にもリンクさせてください。
今後ともよろしくお付き合いください。
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