やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

製糸業の名残り

2007年06月24日 | 笛吹市
旧一宮町の南野呂地区に、元製糸業をされていたお宅がある。広大な敷地にぽつんと残る蔵、それに繋がる事務所と思われる平屋部分はモダンな印象で、蔵ともうまくマッチしている。

裏には、更地の真ん中に当時使われていたと思われるレンガづくりの窯(?)が痛々しく佇んでいた。

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5 コメント

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なぜ蔵の色は白なの (ひろ坊)
2007-06-24 16:08:27
なぜ蔵の色は白なのだろう。蔵の壁の材質が関係しているのかな。城、城郭、白壁なども白色ですね。お寺の本堂も一般的に白。土蔵などで、たまに白色以外もありますが、なぜ白なんでしょう?
レンガの窯は、大きさはどのくらいあるんですか。後方のぶどう棚と比べるとかなり大きいものと思いますがどうなんでしょう。レンガ屋根はアーチ状になっているので力、重さが分散され時代が経っても崩れないのでしょう。
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建築の素材 (凡苦楽庵)
2007-06-24 21:32:49
今のように数えきれないほどの建材があるのと違い、かつてはどこでも同じと言える程建築材料は、シンプルでした。外壁に一般的に使われていたのは「木材(板)」でしょう。蔵のように火から守るには不燃材である「漆喰壁」にしたのでしょう。
栃木には地元産の大谷石を使った蔵もありますが、一般的には漆喰が多いと思います。
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煉瓦の窯 (凡苦楽庵)
2007-06-24 21:37:45
煉瓦窯の巾(間口)は、およそ2.5~3.0mくらいだったでしょうか。高さは1.5mくらいです。この遺構は文化財級だと思いますが、行政当局や地元の方達には何とも映らないんでしょうね。
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有り難うございました。 (ひろ坊)
2007-06-25 22:46:56
凡苦楽庵さん、疑問にお答えいただいて有り難うございます。窯はかなり大きいものですね。何を行政はおもっているのかな。歴史や文化をもっと大切にしたいですね。思考するときに、大切な3原則があると思います。1、根本的に 2、全面的に 3、長期的に 観て、思考し、決断し、実行していく事が大切ではないでしょうか。
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ひろ坊さん (凡苦楽庵)
2007-06-25 23:22:54
いい言葉を教えていただきました。とかく人間は、1.打算的
2.部分的 3.短期的にものを見がちです。歴史や文化もそうですが、昨日行なわれた「ライトダウン」の呼び掛けも、かつてオイルショックの時に、石油は無尽蔵ではないことを知らされ、TVも深夜番組を中止するほどでした。あれから今日まで石油の埋蔵量は増えたのでしょうか? それにもかかわらず衛生放送だのなんとかだのと、TVの放送時間は拡大する一方です。愚かな動物である人間は数十年前のことを忘れてしまうのですね。だから戦争も地球上から無くならないのでしょう。
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