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サクラタデ・2~短花柱花

 タデ科イヌタデ属の「サクラタデ(桜蓼)」。本州~九州の水辺や湿地に生育する多年草で花期は8~10月。花径は8~9ミリで花被片(萼片)は5深裂している。写真の花は雄蕊が長く伸びて雌蕊が短い短花柱花で結実しない。雌蕊が雄蕊よりも長いタイプの長花柱花は結実する。これは長沼公園のもの。
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サンコタケ・2~よこやまの道

 アカカゴタケ(赤籠茸)科サンコタケ属の「サンコタケ(三鈷茸)」。長さは10センチほどで鮮やかなオレンジ色をしている。3本の角状の突起が伸び突起の内側には黒褐色のグレバ(Gleba=胞子形成部分)が見えるがこれが悪臭を放ちハエなどをおびき寄せている。“三鈷”とは仏教の法具のことで先端がフォークのように3つに分かれている。これは長池公園外周の“よこやまの道”のもの。
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カライタドリ・1〜堀之内沖ノ谷戸公園

 タデ科ソバカズラ属の「カライタドリ(唐虎杖)」。中国原産の多年草で山野や道端に生育する。花期は8~9月で写真は果実の様子。これは堀之内沖ノ谷戸公園の林縁のもので、最初に見た時はイタドリの果実だと思って通り過ぎていたが、後から地元の専門家にこれはカライタドリだと聞いて改めて撮りに来た。
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