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クサソテツ・4~胞子葉

 コウヤワラビ科(←クサソテツ科・オシダ科)クサソテツ属の「クサソテツ(草蘇鉄)」。若芽が“コゴミ(屈)”と呼ばれワラビゼンマイとともに春の風物詩のひとつになる。栄養葉は春から夏に掛けて成長し葉身は50~60センチになる。秋になると栄養葉は枯れ始め根元から胞子葉が伸びてくる。胞子葉の背丈は25~30センチで栄養葉の半分程度。これは大戸緑地のもの。
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タカオヒゴタイ・4~開花

 キク科トウヒレン属の「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。高尾山で最初に発見され明治42年(1909年)に命名された。日本固有種で関東地方の山地に生育する。草丈は50~60センチで秋に茎の上部に直径2センチほどの頭花を数個付ける。この界隈では高尾山の他、片倉城跡公園やここ日野市の緑地などで見られる。
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キクモ・2~果実

 オオバコ科(←ゴマノハグサ科)シソクサ属の「キクモ(菊藻)」。本州~九州の水田や湿地に生える多年草で地下茎は泥の中を這っている。花期は8~10月で果実は萼片に包まれ長さは4~5ミリ。熟すと裂開して長さ0.7~0.8ミリの小さな種子を出す。これは堀之内寺沢里山公園のもの。
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