goo

アキノキリンソウ・2~関東ふれあいの道

 相模原市の“関東ふれあいの道”に咲いている「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」。キク科アキノキリンソウ属の多年草で山野の陽当たりの良い場所に生育している。草丈は30~80センチで茎の上部に直径1.5センチほどの頭花を多数咲かせる。頭花は中心に両性の筒状花があり周囲に雄性の舌状花がある。同属のセイタカアワダチソウは街中でも普通に見られるが、アキノキリンソウは近隣で見ることがほとんど無くなりこうして見つけると嬉しい。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

カントウヨメナ・2~長沼公園

 長沼公園の駐車場付近に群生している「カントウヨメナ(関東嫁菜)」キク科ヨメナ属の多年草で関東地方を中心に広く分布している。頭花は直径2.5センチほどでこれはやや薄紫色掛かっている。カントウヨメナの痩果の冠毛はごく短く肉眼ではほとんどわからない
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

シュウメイギク

 相模原市“峰の薬師”の参道脇に咲く「シュウメイギク(秋明菊)」。菊のように見えることからの命名だがキク科ではなくキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で古くに中国から入ってきた。キク科の舌状花のように見えるものは萼片で花弁は無い。原種は赤紫色の八重咲きで京都の貴船の群生地が有名なため「キブネギク(貴船菊)」とも呼ばれている。写真のものは原種に近いものだと思われる。シュウメイギクは長い間の品種改良で一重咲きや白色ピンク色など様々な品種が見られる。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )