元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ミヤマウズラ・7~奥高尾2
奥高尾の林内で開花した「ミヤマウズラ(深山鶉)」。ラン科シュスラン属の常緑多年草で北海道~九州の山地に分布している。草丈は15~25センチで8~9月に花序に数個の花を咲かせる。この花を見たくて数日前に訪れたがその時はまだ蕾。この日は開花を信じて訪れると予想通り咲いていた。ミヤマウズラは高尾山系では何ヶ所かで見られるが、相変わらず盗掘が減らずメイン登山道脇に生育していた数株は春に葉を確認していたのにその後全て消滅してしまった。ミヤマウズラだけでなく希少種のスミレなども盗掘被害に遭っている。心無い輩の行動は残念な限りである。
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レンゲショウマ・2~開花
キンポウゲ科レンゲショウマ属の「レンゲショウマ(蓮華升麻)」。東北地方~関東地方の山地の半日陰に分布している日本固有種。1属1種で花がハスに似て葉がサラシナショウマに似ていることから名付けられている。7~9月に茎先に円錐花序を出して直径3~4センチの淡紅色の花を下向きに咲かせる。何とも魅力的な花ではある。
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イヌタヌキモ・2~大塚西公園2
タヌキモ科タヌキモ属の「イヌタヌキモ(犬狸藻)」。北海道~沖縄の湖沼や水田などに生育する多年性浮遊植物で7~9月に花柄を水面に出し長さ3センチほどの黄色い唇弁花を咲かせる。水中の葉は分岐し多くの捕虫嚢がある。これは大塚西公園の池のもの。
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