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オニルリソウ・4~高尾林道

 奥高尾“高尾林道”で咲き始めた「オニルリソウ(鬼瑠璃草)」。ムラサキ科オオルリソウ属の多年草で北海道~九州の山地に分布している。草丈は50~120センチになり7~8月に巻散花序を出して直径3~4ミリの淡青紫色の花を咲かせる。高尾山系では同属のオオルリソウも稀に見られるようだがまだ確認できていない。次は何とかオオルリソウを見つけたい。
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ヨコグラノキ・5~果実2

 クロウメモドキ科ヨコグラノキ属の「ヨコグラノキ(横倉木)」。宮城県以南の山地の分布する落葉小高木で1884年に牧野富太郎博士が高知県越知町にある横倉山で発見したことで名付けられている。博士はこれを横倉山特有の樹だと思っていたが、後に日本各地で見つかりガッカリしたとの逸話が残っている。6月頃に黄緑色の小さな花が咲き果実は黄色から赤く熟していく。果実は長楕円形で長さは6~8ミリ。
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オオアワダチソウ・2~日野バイパス

 浅川”高幡橋”から昭和記念公園に向かって日野バイパスとの交差点で信号待ちとなりふと横を見ると畑地に「オオアワダチソウ(大泡立草)」が咲いていた。キク科アキノキリンソウ属の多年草で北アメリカ原産。明治中期に観賞用植物として移入したが今では全国の路傍や河川敷などに生育している。同属のセイタカアワダチソウは背丈が3メートルにもなるが本種はせいぜい1.5メートル程度。花期も7~9月なので見分け易い。外来生物法により“要注意外来生物”に指定され、また日本生態学会によって“日本の侵略的外来種ワースト100”にも選定されているが、当地ではセイタカアワダチソウに比べると本種に出会う機会は極めて少ない。
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