元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
タコノアシ・4~昭和記念公園
昭和記念公園の湿地で見られる「タコノアシ(蛸の足)」。タコノアシ科タコノアシ属の多年草で本州~九州の河川の湿地や水田周辺に生育している。全国的にタコノアシの生育環境に合うような湿地が減少しており準絶滅危惧種に指定している都府県が多い。当地では堀之内沖ノ谷戸公園や町田市の奈良ばい谷戸で見ているが今年は見掛けない。ここ昭和記念公園の湿地も以前よりは水量が少なく乾いた水底が見える場所がある。心配ではある。
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シロバナキツネノマゴ・2~開花
緑地の林縁で咲いている「シロバナキツネノマゴ(白花狐の孫)」。キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草で基本種のキツネノマゴの花色が淡紅紫色になるのに対して本種は白色になる。去年初めてここで見たが今年も数株見られた。草丈は10~40センチで花期は8~10月。茎の先端に穂状花序を出し長さ6~7ミリの唇弁花を付ける。
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