アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第333回目「ヨガとは何か？ その１」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第333回目「ヨガとは何か？ その１」4月25日

最近はコロナ自粛のため、仕事帰りの駅前ヨガも休業してるところが多いかと思います。手軽にヨガで自分の健康アップを目指すのはたいへん良いことだと思います。人任せじゃやっぱり本当の健康やエネルギーアップはできませんからね。

ところが本当のヨガというと、実はそんなものではないようです。厳しい戒律があって魂を浄化するグルの指導があって、初めて成り立ちます。だから今、日本にあるほとんどのヨガは偽物です。（もちろん私のやっているアレクサンダーパワーヨガも偽物です）そこで本物のヨガとは何か？今回はその成り立ちの講座をやりましょう。

 

ヨガはインダス文明のころに既に原型があったとされています。だから少なく見積もっても４千年以上の歴史があります。アーリア人がインドに移住してからヨガの修行体系は少しずつ発達していきました。そして同時に身分差別のカーストもできて、その頂点に立つ神官バラモンの知性を集結した自己鍛錬法になりました。

しかし聖典ヴェーダが完成すると、バラモンは調子に乗りだして、崇高だった精神性は次第に堕落してしまいました。先日、日本の国会議員が外出自粛など、偉そうなことを言っておきながら、その夜さっそく風俗に繰り出すのがありましたが、まあそんなもんでしょう。

有名な叙事詩「バガヴァッド・ギーター」では主人公が神クリシュナとヨガについて対話する部分があるようです。東京の江戸川区にクリシュナ寺院があるので、行ってみるのもよいでしょう。http://iskcontokyo.blogspot.com/

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-5】丹田高密度化

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ／クラニオセイクラル／アレクサンダーテクニーク／東京門前仲町レッスン
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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第332回目「賢者アシュターヴァクラのポーズ」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第332回目「賢者アシュターヴァクラのポーズ」4月24日

久しぶりにアシュターヴァクラアサナをやってみました。このポーズはヨガ初めての方にも・・・とは言いませんが、見た目ほど難しくはありません。そこそこ身軽な人でしたら、練習次第ですぐにできるようになります。ところが近年は「エッ？練習しなきゃなんないの？それならやんなーい」という人が多いのです。最近は自分でやらなくても、PCやスマホでことが済んでしまいますから、いちいち面倒くさいのでしょうか。

もっと厄介なのが、練習しなくてもやれば勝手にできてしまうという、うらやましい人もいます。だからできる人はどんどん色んな能力を開花させて、できない人は地の底まで落ち込んでしまうようです。

確かに私もいくら練習しても、やっぱりできないものはありますが、このアシュターヴァクラアサナは、そんな大それたポーズではありません。さすがに肥満の人は重たくて難しいですが、でも空気デブというのもあって、以前、太った女性がやっていたのを見たことがあります。まあ、持ち上がらなくてもダイエットになるので、できなくてもやっぱりやる価値があるんです。

１）両手を床につきます。

２）右の上腕の外から右脚を回してくるむようにします。

３）左足を左に伸ばして、右足とクロスするようにからめます。

４）両足をクロスしたまま左に伸ばします。

５）両手を床に押しつけて足を浮かせます。

６）上体を起こして正面を向きます。

賢者アシュターヴァクラは、親に呪いをかけられて、この姿で生まれてきました。成長してから親を救い出すと呪いは解かれて、幸せに暮らしましたとさ。映画で「スラムドッグ・ミリオネア」というインドのスラム街のひどいお話がありますが、まあ本物のグロさの１億分の１程度でしょう。ここ最近はロックダウンで大気汚染が減り、あのガンジス川がきれいになってきているとか・・・

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吉田篤司

動画：気圧実験

気圧の実験をやってみました。

グラスに水を入れてフタをすると、逆さにしても水はこぼれません。

グラスとフタに大気圧がかかるからです。

私たちの体の中も液体ですので、似たようなもんですね。

昔、アーノルド・シュワルツェネッガーの映画「トータルリコール」で、

空気のないところ（気圧０）に放り出されて、目玉が飛び出すシーンがありましたが、

この実験で理解できるかと・・・

気圧実験

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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第331回目「木のポーズ」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第331回目「木のポーズ」4月23日

初心者用のポーズです。とても有名なポーズなので、雑誌なんかでも見たことはあるでしょう。片足で立つので、まあなかなかバランスが難しいのですが、別にどってことない「これやって何か良いことあるわけ？」と私も思いました。ところがこのポーズ、やり方次第では効果がガラッと変わってしまうのです。丹田の密度を高めてエネルギーアップできるんです。すると思いがけない楽しい気分になります。

１）片足を内ももにつけます。壁に手をついてバランスを安定させましょう。

２）片足で安定させます。

３）両手を左右に伸ばして開きます

４）両手を上に伸ばします。このとき伸ばす向き、つまりダイレクションですが、指先ではなくて胴体に向かわせます。同様に脚も引き上げて胴体に向かわせましょう。すると下部肋骨と骨盤で丹田をプレスして圧縮するようになります。周囲の大気圧が高まるのをイメージしましょう。このとき低気圧の人が来ると、気圧の差が生じて雨が降り出すかもしれません。まさか？と思うでしょう？でも不思議なんですけど結構当たりますよ。物理学者パウリとユングの話にもあるように、変な人のそばでは変なことが起きてしまうみたいです。（私は変な人じゃあありませんよ）

５）背中で合掌、自分に向かってナマステーしましょう。

注）物理学者パウリ：たいへん気難しい人で、ユングのカウンセリングで潜在意識に強烈なエネルギーを秘めていることが分かりました。科学実験中にパウリがやって来ると、必ずわけのわからない現象（器具の爆発など）が起こって実験中止になったそうです。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-4】抑制と内部圧縮

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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第330回目「トリコーナアサナ」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第330回目「トリコーナアサナ」4月21日

今回はハタヨガの柔軟系ポーズの中でも基本中の基本、トリコーナアサナ（三角のポーズ）をやりましょう。私はそれほど体が柔らかいわけではないので、こういう柔軟系ポーズはあんまり得意ではないのですが、今回は動画にもチャレンジしてみました。

まあヨガの醍醐味は、曲げりゃいいっていうもんじゃありませんから、別に綺麗にポーズ完成させなくても良いわけなのですが「負け惜しみだな、ハハハ」と言われるのはやっぱりシャクにさわるのです。

さらに「これがアレクサンダーパワーヨガなんだってさ。見ろよ、ダセエよな。こんなのほっておいて、ちゃんとした普通のヨガやろうぜ」とか言われると、私もついついムキになってしまうのです。

それでアレクサンダーパワーヨガのポイントはネックフリーやヘッドリードも重要ですが、内部圧縮させてエネルギーを高めるために、腕と脚は体に向かって伸ばします。指先に向かってのストレッチはやりません。ここが巷の方向性とは正反対の部分です。

１）立ち姿勢で肩は上げないで胸を開きます。

２）次に手で骨盤を持ちます。お腹を引っ込めながらやりましょう。内臓が持ち上がって、胸はさらに内側から開きます。

３）骨盤を手で持ちながら、足を大きく開きます。底辺の長い三角形にします。

４）手で骨盤ごと胴体を傾けます。

５）左右の手を上下に開いてトリコーナアサナです。このとき左右の肩甲骨を胸椎に寄せ集めて、同時に下部肋骨と骨盤で丹田をプレスします。脚の大腿部も引き上げてください。

アレクサンダーパワーヨガ：トリコーナアサナ 丹田圧縮

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