ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/3 愛知県民の森の北・東尾根歩きシャクナゲ観賞 その5:獅子岩目指して、尾根道を分岐して進んでいく

2013-05-11 07:21:26 | 草花
上天気がずっと続いて来ましたが、水の蓄積と供給の方は大丈夫なのでしょうか。
夏の暑さがまた長引くような気配がありますので、水需要も増大することでしょうから、今から心配になります。
でもお天気のことは心配してどうなるものでもありません。
私達にできることは精々節水・節電に努めること、そしてそのあとのことは天に任せるしかありませんね。
三河では昨日の夕方近くから雨が降って、今朝にまで続いています。この雨は草木に潤いをもたらしていることでしょう。

県民の森歩きのレポートを続けます。
ヤブツバキ ↓

ここに来て、ついに椿の花も最終局面です。長いこと目を楽しませてもらいました。


ニガイチゴ ↓

こういう岩尾根上にも生育しています。藪漕ぎ派にとっては厄介なトゲの木です。
このあと最後の目的地である獅子岩を目指す尾根に分け入ります。



マルバアオダモ ↓

相変わらずの岩尾根が続いていますが、今度は道の近くで咲いているマルバアオダモの花が出て来ました。同じ科のナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ=モクセイ科)に似ていると感じませんか。



コナラの花 ↓

ここでは虫エイと花が同時に見られました。



ホソバシャクナゲ ↓

分岐した岩尾根歩きでも頻繁にホソバシャクナゲが出てきます。


ヤドリギ ↓

倒れた松の木にヤドリギが着生しています。近付いて確認はしなかったのですが、これは恐らく”マツグミ”のほうだと思います。


アセビ ↓

アセビの花も終局間近となっています。



岩のヘツリ ↓

岩の斜面をヘツルような道ですが、こりん様もきなこ様も簡単に通過します。小生はかなり緊張しながら通り抜けます。膝を痛めてから踏ん張りが利かなくなり、こういう場面でのバランス感覚が極端に悪くなっているからです。


宇連山 ↓

岩稜上で宇連山から鳳来寺山に到る景観の優れた場所がありました。それを三枚続けます。


棚山 ↓




鳳来寺山 ↓




ホソバシャクナゲ ↓

この日はホソバシャクナゲ三昧の一日となっています。ネットの皆様にも花模様のお裾分けをこまめにしています。どうかお楽しみください。
コメント (4)
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5/6 黄柳(つげ)野で里山歩き その3:ウマノアシガタ ギンリョウソウ コゴメウツギ ナベワリ

2013-05-11 06:31:08 | 草花
里山の山中を、ほぼ等高線に沿うようにして歩いています。
その間に、何度も何度も沢を越えて行く場面に合います。
相当暑い思いをしていますが、ダニに咬まれて命を落す場合もあると聞き、腕まくりすることを躊躇います。
沢を越すたびにその水を飲もうかと考えますが、その水がすぐに汗になりますので、下着が濡れて不愉快な思いをすることが嫌で、水も飲まずに歩いていきます。
そのこととは別に、眼前にいろいろな植物が現れて心は刺激を受け続け、山中彷徨をすっかり楽しんでいる自分が居ます。

ウマノアシガタ ↓

沢の横のやや平地、明るい日陰のある場所で、これが沢山咲いていました。この花にあまり出会っていませんでしたので、この光景を夢のように感じました。



ギンリョウソウ ↓

沢山歩けば、今の時期ならどこかで、この花に必ず出会いますね。ここでは群生していました。



ギンリョウソウ(近写) ↓

花の中を覗きこみますと、”青い目の一つ目小僧”が居ました。



コウゾリナ ↓

そろそろ昼ごはんにしようと思いました。
広い林道に一旦出ると、目の前にこの花が咲いています。



若葉の道 ↓

ダニに付かれるのが怖くて、こういう開けた場所で休むように心掛けています。
林道でご飯を食べている間も誰も通りません。そのくらいマイナーな場所なのです。
ハイキングにここを歩くような物好きは小生一人でしょうね。
しかし、こういう場所こそが、若葉に浸り込める絶好の穴場なのであります。


コゴメウツギ ↓

昼食後に林道を歩いていくと、道端の小藪にコゴメウツギのつぼみが沢山見えました。ほころび始めたものもあります。


コバノガマズミ ↓

そのすぐそばで、コバノガマズミは盛りをちょっとすぎて咲いていました。


シャガ ↓

これは今山行の最終局面で、村の神社の裏手の山にて、杉の樹林下で群生していたものです。


フモトスミレ ↓

小さくて可憐なスミレでした。見つけたそこら中に散らばって咲いていたのですが、最初はそれに気づかず、踏みそうになり、それに気づいて慌てて足を引っ込めたくらい、それ程小さくて気づきにくいスミレなんです。


チゴユリ ↓


チゴユリは、どれもこれも、花が終わっていました。今年は、結局、この花の元気良く咲いた姿を見ないで済んでしまいました。ここでは萎れた花が付いています。


ナベワリ ↓

これはビャクブ科の有毒植物という事で、葉を舐めると舌が割れる(つまり”舐め割り”)ということから来た命名だったと記憶しています。
以前葉を舐めましたが、そんなことはありませんでしたね。今回は舐めるのはパスです。


ハイノキ ↓

この時季に、木々の中で白く咲く花を何かと思いながら年月を重ねてしまいましたが、最近になってやっと、ハイノキという選択肢があることを知り、その光景に出遭うのを楽しみにしていました。
今度こそ、やっと名前を呼んで、花と付き合えました。


フジ ↓

山裾で静かに優美に咲いていました。誰も来ない場所ですので、小生が一人でお花見をしています。


ミヤマウズラ ↓

この山で唯一出会ったミヤマウズラです。ミヤマウズラにとっては、こういうところでは生育が難しいのでしょうね。
コメント (2)
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