ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/18 新緑の三ツ瀬明神山 その3:ここから山に取り付く。やっと出会えたマメヅタラン、ホソバシャクナゲ 

2013-05-25 07:23:34 | 草花
(予約投稿)
本日は朝早くから遠出します。
ネット上の応答が明日以降にずれ込みますが悪しからずお願いいたします。

明神山のレポートを進めます。

アプローチの林道歩き ↓

八石橋を渡ってからは道が狭くなり、いかにも林道といった趣が深くなってきます。ここではまた道の分岐場面となっていて、小生は分岐点から右に曲がって進んでいきます。



鳳来湖の湖面 ↓

鳳来湖のひとつの入り江を奥に向かって歩いて行き、今回の登山口はこれが沢の流れになるところまで遡って行くのです。



今回の登山口 ↓

歩き始めてからここに来るまでに、およそ、1時間15分ほど掛かりました。この登山口は殆ど使われていなくて、人工の標識さえもありません。皆さんは登り勾配が急すぎて、冗長な尾根歩きを強いられるこのルートを登りに使うことを避けているようです。
小生は目的があってわざわざこの道を選んでいます。



イチヤクソウ ↓

道にイチヤクソウが生えていて、しかも蕾をつけています。この状態から花を見せるまでに長いこと待たされます。



シダの登り道 ↓

登り始めはシダが両脇に生えていて、いきなりの急登を、何度も何度も電光形に折り返して、高度を上げていきます。


マメヅタラン ↓

先述の「ある目的」とは、この着生ランの花に出会うことでした。岩に着生しているこのマメヅタランには今回こそは花が来ていました。
でもこのあとから出逢ったマメヅタランには花の付いた株はひとつもありませんでしたから、これは出会った初っ端にいきなりのラッキーチャンスが巡ってきたことになります。



マメヅタラン(近写) ↓

随分小さい着生ランですが、ちゃんと”ランの花して”います。



ムギラン ↓

ムギランの花も期待していましたがこれはどの株も皆、花を付けてはいませんでした。



ヒメコマツの雄花 ↓

岩上の見晴らしの良い場所で、身体の確保のために掴んだ枝がこのヒメコマツ(=五葉松)でした。枝をゆすったら大量に花粉が飛び散りましたね。


ガンピ ↓

このガンピも岩の上で良く見かけます。




サカキ ↓

サカキの新芽はいま展開しつつあります。


標高706m地点分岐 ↓

今までは山の尾根目指して急登をして来ましたが、この706m地点で尾根に到達し、これから先
は山頂まで尾根歩きとなります。



稜線の岩の上に標識 ↓

尾根歩きをしていきますが常に両脇を樹林に囲まれて危険な場所はありません。
岩の稜線上に彫り込まれた標識が出て来ました。


ホソバシャクナゲ ↓

これまでもホソバシャクナゲの木はたくさん出てきていましたが、まともに花を付けたものがなくて、あってもみな花が萎れてしまっていましたが、ここに来てやっと写真に撮りたくなるような花が出てきました。
これからあとは下山するまでに実に度々この花に出会い、その都度写真を撮るようになります。
コメント (2)
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