ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/4日 恵那山 黒井沢道往復 その2:ミヤマエンレイソウ、タチカメバソウ、ウスバサイシン、コケイラン

2013-06-11 06:50:10 | 草花
その1で林道歩きが終わり、黒井沢の木橋を渡って、今回その2では本格的な登山道に入っています。まだ傾斜は緩いのですが、それでも車を置いた場所から、100mほどは高度を上げています。山頂まで、これからあと、900mほど高度を上げることになります。

道は黒井沢とは別の沢沿いにつけられていますが、この場所では空中湿度が高めのようで、それに適したような植生がありました。

コンロンソウ ↓


ミヤマエンレイソウ ↓

別名シロバナエンレイソウと言いますが、ここでは最初にこれが出て、あとからはエンレイソウが出て来ました。
ミヤマエンレイソウは内花被片3枚。萼のように見える外花被片3枚です。
エンレイソウは内花被片がまったくなくて、外花被片3枚のみです。


「ヤブジラミ」 ↓

これとオヤブジラミの区別がよく判りませんでしたので総称的な意味での「ヤブジラミ」としておきます。



タニギキョウ ↓

この草も空中湿度の保たれた山斜面で、今山行中は頻繁に見かけました。



イワセントウソウ ↓

久しぶりに線香花火のような咲き方を見ました。


タチカメバソウ ↓

この沢沿いでは随分沢山この草が出て来ました。「立ち亀葉草」・・・・・葉が亀の甲羅のように見えたのでしょうね。



タチカメバソウ(やや寄って) ↓

白い花は撮るのが難しいです。花を生かすと、葉が暗くなります。その両方を生かせずに曖昧になります。


ウスバサイシン(葉) ↓

根元に薄暗く咲く花ですので、これも撮りにくい花です。仕方ないので、まずは葉を撮ります。


ウスバサイシン(花) ↓

次に、フラッシュを焚いて花だけを撮ります。



コケイラン(環境) ↓

今回、コケイランには是非逢いたかったのですが、登山道沿いは草刈りがされていて、全滅でした。これには気落ちしましたね。
仕方ないのでそれ以外の場所で探し、やっと見つけたのがこの株です。今年は花が遅いような気がしました。


コケイラン(近写) ↓

近付いて撮ります。小さい花ですが、いかにもランの花の形をしています。



コケイラン(蟻と大きさ比べ) ↓

花の大きさは茎に居た蟻さんと比べて推測してください。



最初に出た避難小屋 ↓

山道を登りはじめて30分も歩かないうちに最初の避難小屋がありました。これは小さな道具置き場のような建物で、精々10人以内で、雨宿り程度の利用しか出来ないと見ました。


道に倒木 ↓

その避難小屋のすぐ脇にある道に掛かった倒木です。この倒木はもう30年以上もこの場所に横たわっていますが、つい最近まではこの木を乗り越えていきましたが、最近鋸が入って、やっと切断されました。御蔭で通り抜けていけるようになりました。


ブナ ↓

道がやや急になり、電光形に歩くようになり、早速ブナの大木が迎えてくれます。



ユキザサ ↓

上も、下の画のものも、ヤマトユキザサではないでしょうか。花の色は白から黄緑色まで変化があります。


ユキザサ(やや黄色) ↓
コメント (6)
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