ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/8日 雨生山 その2 空梅雨ですが、この日に限って、前夜の雨でしとどに濡れた笹の中を歩いていきます。

2013-06-17 07:11:01 | 草花
国道を歩いて、宇利峠に着いてからは、今度は林道を歩いて、雨生山の取り付き口に着きました。
これは車を置いた場所から歩き始めて、およそ40分後くらいになります。
これから山に取り付いて、湿生の斜面を登って行きますので、草露に濡れます。
ここで雨具のズボン部分を穿いて、歩くことになります。
(小生はためしに、雨具をつけずに普通のズボンだけで歩いて見ましたが、びっしょり濡れていました。)
しばらくの間笹薮を漕ぐ場面も出てきますので、植木の剪定バサミも取り出して歩きます。

ノアザミ ↓

取り付き口の道端で綺麗に咲いていたノアザミを撮っておきます。


ネズミモチ ↓

これは取り付き口で見ました。ネズミモチのほうですね。(よく似た花ですが、今回は国道の脇でイボタノキを一度見ただけでした)


ノハナショウブ ↓

これも取り付き口で見つけました。花には遅いのですが、撮っておきます。


シラン原種 ↓

シランはあたかも園芸種のように思われがちですが、ここでは原種を野生のままに見られます。



野生のシラン ↓

こんなに良い姿もありました。



ネズミサシ ↓

ネズ(=ネズミサシ)が球果を沢山つけています。


シモツケ ↓

これは木本のシモツケです。似たものに草本のシモツケソウというのがありますが、この山ではこのシモツケだけを見ます。



ヤマツツジ ↓

山頂付近で散在していました。



シライトソウ ↓

シライトソウの咲き始めですね。最初はチョボっと咲きますが、花の穂が段々伸びてきます。


シライトソウ(近写) ↓

ちゃんとした姿は大体こんなところです。


シライトソウ(環境ごと) ↓

この植物はやや湿生の、これもまたやや陰地を好むようで、そんな環境を得ると、勢いが出てきます。そんなわけですから山の北側を好むようです。


雨生山山頂 ↓

山頂にはあっけなく着きます。この山体を東名高速道路は宇利トンネルで抜けていきます。



吉祥山 ↓

稲田の向こうにそびえるのは吉祥山です。



東名高速道路 ↓

この雨生山を宇利トンネルで潜り抜けた東名高速道路は、一うねりした後、今度は吉祥山の山裾を巻く様にして、豊川・岡崎・豊田・名古屋方面に伸びて行きます。
コメント (6)
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