ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/28日 入道ヶ岳、水沢(すいざわ)岳、鎌ヶ岳、雲母峰周回 その4:水沢(すいざわ)岳からスリルのある鎌尾根を歩く。

2018-04-05 07:09:25 | 草花
ここでお断りしなければならないことが出てきました。
というのは、始めに入道岳の最高地点からイワクラ(磐座)尾根歩きをしてきましたが、県境尾根との交点を過ぎて、この記事で歩く箇所の、どこからかは判りませんが、鎌尾根と名前を変えるのです。
小生はその境目の詳細については良く判らないことを予め開陳しておきます。
水沢(すいざわ)峠を目指す明るい道 ↓

相変わらず落葉樹の灌木帯で、明るい道が続きます。



ツルアリドオシ ↓

いつもは日陰で見るこの植物ですが、標高1000mくらいあるここでは、稜線の日当たりで実を見ました。



白ザレ地 ↓

あそこの白い斜面の天辺を歩くことになります。



入道ヶ岳 ↓

振り返ると入道ヶ岳のまるっこい山容が見えます。



ツルシキミか? ↓

これはツルシキミでしょうかいつも見慣れたミヤマシキミとは受ける感じが違います。



雲母峰 ↓

この日最後に訪れる予定の雲母(きらら)峰は、未だだいぶ遠くに見えます。




水沢(すいざわ)峠 ↓

ここまで来て、もう辛抱できなくなりました。お腹が空いた。着ているものが暑い。足が痛む・・・・とか何とか理由をつけて大休止に入ります。
本当は水沢岳の山頂で休みを入れるつもりでしたが・・・・



眩しい ↓

食事後に歩きだします。身体は大分放熱できたようです。



山頂間近 ↓

水沢岳の山頂が近づいています。



水沢岳山頂 ↓

水沢(すいざわ)岳の山頂に着きましたが、休みは入れずに素通りとなりました。
恐らくこのあたりから先の尾根道を「鎌尾根」と呼んでも良いと思います。



ブナ ↓

これまでもブナの木を見てきましたが、ここらあたりからやや太く大きくなって、目に付きやすくなりました。



ブナ越しに鎌ヶ岳 ↓

この辺まで来ると景色のメーンテーマは常に鎌ヶ岳になります。まずは木の枝の向こうに鎌ヶ岳。



キノコ岩 ↓

これは花崗岩なのでしょうか、岩石が風化して奇妙な景観を作っています。



シロヤシオ ↓

やや大木化したシロヤシオの木が時々現れます。花の時季にもう一度訪れたいと思いました。



雲母峰 ↓

この日最後に訪れる山ですので、見えるたびに気になっています。



残雪 ↓

来た方角を振り返ると、山の襞に雪が少しだけ残っています。



鎌ヶ岳 ↓

鎌ヶ岳はこれからのメーンテーマに相応しく、厳しく聳えています。



タテヤマリンドウ ↓

ここで咲くリンドウはタテヤマリンドウであるという説がありまして、今回はその説を取り入れておきますが、実際のところハルリンドウとの差異をはっきりとは理解していません。
(明日両者を比べることにします。)



シャクナゲ ↓

石楠花の木も時々姿を現します。ここのものはホンシャクナゲになるのでしょうか。



衝立岩 ↓

この岩の天辺を越えるのではなくて、回り込んでいきました。
コメント (6)
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3/28日 入道ヶ岳、水沢岳、鎌ヶ岳、雲母(きらら)峰周回 その3:入道ヶ岳山頂での眺望から、イワクラ(磐座)尾根歩き。

2018-04-04 07:12:57 | 草花
久しぶりにやって来た入道ヶ岳の山頂です。
天気が良くて、すっきりした空になっています。春霞によって遠くの見通しは望めませんが、その点については初めから諦めがついています。
近場の山並みを一回り眺めて楽しみます。

野登山 ↓

目の前でごつい山体は野登山です。


仙ヶ岳 ↓

秀麗さを感じさせる山体は仙ヶ岳です。上の野登山とこの仙ヶ岳には小生の足跡は未だついていません。



水沢(すいざわ)岳・鎌ヶ岳・御在所岳 ↓

これから歩く方角を見ます。水沢岳と鎌ヶ岳はこの後の訪問地ですが、御在所岳は眺めるだけになります。


水沢(すいざわ)岳 ↓

水沢岳をズームします。この山は宮越山という別名も持ちます。
こういう山容ですが標高は1029.7mということです。



鎌ヶ岳 ↓

今回歩く最高所となりますので、気持ちの中ではここを目指して歩くようなところがあります。



雲母(きらら)峰 ↓

この山行で最後に立ち寄る峰になります。 未だ先が長いと感じています。



奥宮を遠望 ↓

直線距離にして300mほどのところに鳥居が建っています。あれが椿大社の奥宮になります。
歩く方向でもありますので、お参りして行くことにします。


奥宮に向かう ↓

山頂を後にして、奥宮に向かい一旦は斜面を下りていきます。



奥宮 ↓

斜面を登り返して、奥宮に着きます。参拝後に社前にて休憩を入れます。



最高地点 ↓

奥宮の背後あたりに、この山の地図上の最高地点があるようです。
この場所あたりでしょうか。



イワクラ(磐座)尾根に入る ↓

ここからイワクラ(磐座)尾根に入って行きます。磐座と言うからには、神様に所縁のある尾根なんですね。



イワウチワ ↓

途中からイワウチワの艶のある葉が連続して出てきます。
花の時季にはさぞや大壮観となりましょう。


ショウジョウバカマ ↓

ショウジョウバカマも丈の小さいのが時々現れては目を楽しませてくれます。



清浄な道 ↓

なるほど、神様の降臨する地のようで、あたりの雰囲気は清浄そのもののように思えます。


タムシバ ↓

道筋に沢山ある木は、ほとんどが落葉樹で、明るい林間を歩いて行きます。
そんな中で、ごく珍しく、花をつけたものがありました。


874mピーク ↓

地図上の847ピークはここでした。標柱にトラロープとはミスマッチですね。


県境尾根の交点まで ↓

時にはロープを頼って岩を攀じたり。



神宿る地 ↓

この岩もどことなく神寂びて見ていきます。



県境尾根の交点 ↓

イワクラ尾根はここで滋賀県の県境と交わるようです。


水沢岳を望む ↓

目指す水沢岳を望みます。お腹が空いてきて、あそこまで行くのには辛くなっています。
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3/28日 鈴鹿の入道ヶ岳、水沢岳、鎌ヶ岳、雲母(きらら)峰周回 その2:井戸谷から北尾根に入り、入道ヶ岳の山頂へ。

2018-04-03 07:05:50 | 草花
今回レポートの区間は失敗の巻になってしまいました。
当初の予定は井戸谷を真っ直ぐ詰めていくつもりでしたが、途中でフクジュソウが出てきたことによって、嬉しくなり、深追いした結果、井戸谷から離れてしまい、ついには北尾根のルートに乗り上げてしまったので、その道を使って入道ヶ岳の山頂に行くことになってしまったのです。

そのために井戸谷の「6」番標識から上の道を通らなかったのは大失敗でした。
ミヤマカタバミ ↓

ミヤマカタバミは朝早い所為か、まだ蕾んでいます。



ダンコウバイか? ↓

落ちている特徴ある葉っぱを探して、それで見分ければよかったのですが、それを怠りました。



ミノコバイモ ↓

ミノコバイモが一か所にかたまっていました。赤い丸の付近に花が見えます。










シキミ ↓

シキミには何度か出会っていますが、花を見ることはありませんでした。



5番の標識 ↓

ここから先が失敗の始まりとなりました。



フクジュソウ ↓

最初にフクジュソウの株を見つけた時にそれはすでに花の終わっていた株でした。
そうなると花の着いている株を見つけたくなるのが人情ですね。

花のついた株 ↓

花のついた株を見つけましたが、花には遅くて茎が間延びしています。そこで初々しい花は無いかと探していて、つい奥に入り込みすぎてしまいました。



アセビ゙の林の中 ↓

元のところに戻ればよかったのですが、まだ他にもあるかもしれないと、深追いしてしまいました。
アセビの木々の中を突き進んでいます。



北尾根ルート ↓

そして乗り上げたのは北尾根ルートでした。



北尾根の9番標識 ↓

ここまで来ると見晴らしがよくなります。



アセビ林の間の道 ↓

アセビ林の間に道がついています。



鎌ヶ岳・御在所岳・釈迦ヶ岳 ↓

この山より北部の峰の連なりが見えています。



山上の草原 ↓

山上は広い草原状になっていて、ここを通って、山頂を目指します。



井戸谷分岐 ↓

本来は左下からこの場所に到達するはずでした。



アセビの下を歩く ↓

この山は驚くほどアセビが多くて、今の時季は花も咲いていました。アセビの木は結構大きく育っていて、その木の下を歩くような感じがしています。



入道ヶ岳の山頂 ↓

あの鳥居が山頂で、その付近には三角点もあります。



三角点 ↓

入道ヶ岳の山頂三角点。  この山にはこの「山頂」よりも高い場所があるようで、この後、眺望を楽しんでから、そこを目指してみます。
時刻は午前9時少し前でした。
コメント (8)
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4/1日 庭に咲く花たち

2018-04-02 12:58:22 | 草花
4月の最初の日から春爛漫の陽気となりました。
3月28日に歩いた山の疲れがまだ残っているような感じがして、昨日は家の中で静かに過ごしていました。
これを機会に、見落としていた花は無かったかどうか、狭い庭の中をうろついて見ました。

芍薬 ↓

シャクヤクはまだ蕾が固いようです。



牡丹 ↓

牡丹も同じような状態ですが、シャクヤクと比べると、毎年ボタンの方が早く咲き出します。



ウラシマソウ ↓

隅の日陰で、ウラシマソウは6本ほど釣り糸を垂れていました。



シキミ ↓

シキミは花ざかりになっていますが、すでに花の盛りを越えてきたようです。



オキナグサ ↓

この花がオキナグサの最後になります。



センボンヤリ ↓

センボンヤリは日当たりの大好きな花で、南側の株はすべて花が終了しました。
これからは日照条件の悪い北側の花が咲き出します。



チューリップ ↓





今日のように日差しが強いと花が良く平開しますが、赤い花はやや日陰にあり、それほどは開きません。



カリン ↓

カリンの蕾が大分膨らみ、この分ですと明日あたりに花が開きそうです。



ラッパ水仙 ↓

あちこちでちらほらと姿を見ます。



室内では



シンビジウム ↓

これは小型の花で、シュンランに近いと思いました。



シンビジウム ↓

こちらは大型の花で、「春咲きのシンビジウムは大型で黄色が多い」・・・・との言葉通りになっています。



名前の不明なラン→ギンギアナム ↓

こちらは種類名の判らないランです。→デンドロビウム ギンギアナムということでした。
下のコメント欄で教えていただいています。 keitann様ありがとうございました。
コメント (4)
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3/28日 鈴鹿の入道ヶ岳、水沢岳、鎌ヶ岳、雲母(きらら)峰周回 その1:入道ヶ岳に井戸谷から入って行く。

2018-04-02 07:09:49 | 草花
5年ほど前の4月に今回と同じコースを歩いたことがあります。
その時の歩行総数は4万2千歩を超えてしまいました。今回は平地歩きに若干の修正を入れて歩行数の節約を試みて再度このコースを歩かせていただくことにしました。

入り口は入道岳の井戸谷コースです。下山は雲母(きらら)峰からとしました。
この山行をシリーズ化して6回に分けてレポートします。

位置図 ↓


鳥瞰図 ↓

駐車場所から時計回りで歩きました。

実行図 ↓

同じく時計回りで歩きました。

断面図 ↓

左から右に歩きます。



歩き始め ↓

入道岳の山裾には当地では有名な交通安全の「椿大社」があり、広い駐車場がいくつかあります。
登山者のためには、神社の社殿から一番遠い場所の、第三駐車場が用意されていますので、そこを使わせてもらって、舗装道路を椿大社に向かって歩き出します。



椿大社の参詣口 ↓

心の中で礼拝をするだけに留めて、今回は本殿に参拝はしませんでした。
神社の脇をすり抜けていきます。



北尾根の登山口 ↓

この小社のすぐ隣に北尾根の登り口がありますが、今回は通り過ぎます。



花粉の道 ↓

杉・桧の花粉飛散の最盛期に、その木の下を恐るおそる通って行きます。



分岐点 ↓

ここまで車で入って来られますので、いわゆる安直登山を望まれる方はここまで車で来てしまうようです。



井戸谷登山口 ↓

ここからは車の入れない、人の足だけが頼りの道になります。看板に「1」と表示されているのは、コースの位置を表すもので、これは良いアイデアだと思います。



井戸谷の”河原” ↓

まずは小石のごろごろしたところを横切ります。



植林帯 ↓

次いで針葉樹の植林帯をしばらく歩きます。



灌木が始まる ↓

あたりが灌木帯になると井戸谷を見下ろすようになります。



ヤブサンザシ ↓

これはヤブサンザシでしょうか? 蕾はついていませんでした。



谷に出逢う ↓

やがて、井戸谷の流れに出合い、これから谷沿いに歩くようになります。



ネコノメソウの仲間 ↓



ネコノメソウの仲間2種類を見ます。



避難所 ↓

トタン張りの避難小屋があります。中を見て素通りしましたが、腰かけられるようになっていたようです。



ミヤマハコベ ↓

岩がごろごろしている間から小さな花が見えました。



ジロボウエンゴサク ↓

岩にへばりつくようにしてジロボウエンゴサクが咲いているのを見ました。
コメント (2)
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