ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/08日 運転免許証返納前の紅葉狩りドライブ 夫婦で奥三河山岳ドライブ 下の部(最終記事):茶臼山から段戸湖、香嵐渓を経て戻る。

2018-11-11 07:07:08 | 草花
タイトルに書いた、”紅葉狩り”に出掛けたと言いましても、立ち止まってじっくり観賞することは無く、車窓の前面と左右に展開される景色を愛でながら走り抜けて来ただけにすぎません。

家に帰って来てから、思い返してみると、特別に車を停めて、紅葉を愛でたりはしませんでした。
走行距離は240kmでしたので、そこそこ走ってきたようですが、もみじの名所の香嵐渓は未だ紅葉が始まっていなくて、一日走りまわって、結局、まとまった量の紅葉は見ていなかったことにはなりましたが、それでも、山肌がそれぞれの色に染まったこの季節特有の景色を楽しめたと思いました。

自由の広場 ↓

長野県側の展望を、根羽の展望個所から堪能した後は、今度は愛知県側に回り込みます。
茶臼山中腹の自由の広場という草の丘に登ることにしました。
草の丘に登って行く途中で、一本だけ落葉松が黄葉して立っています。



萩太郎山 ↓

自由の広場に着き、萩太郎山を見ます。
あの山の斜面はスキーゲレンデになりますが、まだ雪は来ていません。
ゲレンデの最上部では、5月に芝桜の花園が現れます。



南アルプスの重鎮 ↓

ここからも南アルプスの重鎮である、荒川岳、赤石岳、聖岳が大きく見えています。
しかし、北部の峰は見えませんでした。



奥三河の山並み ↓

奥三河の山並みはややシルエット気味で見えています。



その右に・・・ ↓

カメラを右に振ると、古町高山のポッテリとした山体と、碁盤石山も見えています。

そこまで確認してから、車に戻り、茶臼山高原道路を帰って行きます。

カエデ ↓

道路わきに植栽ものですが、きれいな紅葉がありました。



テンナンショウ属 ↓

テンナンショウ属はここでは実の”紅葉”がすっかり行き着いています。



井山 ↓

面の木峠から井山に立ち寄ります。山頂の近くまで車で近づきます。



山頂 ↓

山頂は草原のドームになっています。ここからの眺めも抜群で、富士山も見える場所ですが、今回は思わしくない空でした。



風力発電 ↓

山頂付近に、風力発電のプロペラが、3基設置されています。



碁盤石山 ↓

茶臼山から遠く眺めていた碁盤石山を、ここでは間近に眺めます。



平山明神山 ↓

平山明神山のドーム形状のピークが、ここからは”山の疣”のように見えてしまいます。



サルナシ ↓

サルナシの実を見つけました。かなり大きな蔓の株でしたが、生っていたのはこれだけでした。
きっと鳥か人によって取られたのでしょうね。 小生もこのご馳走を頂くことにしました。



このあと段戸湖経由香嵐渓に出て、香嵐渓では紅葉はまだずっと先に来ることを確認して、家路につきます。



大きな柿の木 ↓

新城市作手の中河内地区を走り抜ける時にこの立派な柿の木を見ました。家の大きさと比較して判るように、見たこともないような大木で、それが良い景色を作っていました。



道端の地蔵尊 ↓

お馴染みの光景ですが、道の端にコンクリート製のU字溝を上手く利用して、お地蔵さんが安置されています。
久しぶりに通る道で、久しぶりにこのお地蔵様と対面します。
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11/08日 運転免許証返納前の紅葉狩りドライブ 夫婦で奥三河山岳ドライブ 上の部:茶臼山の展望個所にて

2018-11-10 07:02:35 | 草花
運転免許証を自主返納する前の、いよいよ最終段階に入ってきました。
その前に夫婦でドライブでもして、紅葉狩りをしようということで、奥三河の長野県との県境付近まで足を延ばしました。

最遠点は愛知県の最高峰の茶臼山で、その長野県側の展望個所(根羽村)にやって来ました。
途中、茶臼山高原道路を走りますが、紅葉にはやや遅い感じがしましたが、それでもきれいな紅葉の道筋を楽しめました。

愛知県内で、途中の展望個所からの眺め
三ツ瀬明神山 ↓


奥三河の山並み ↓

茶臼山高原道路で、終点に着く手前の道路わきに展望個所があり、そこの高台に登り三河奥地の山々を眺めます。
三ツ瀬明神山の雄姿と、宇連山から大鈴山までの山並みは見ごたえがあります。

再び高原道路を走り、終点から長野県側に足を延ばし、根羽の展望個所に着きます。


恵那山と大川入山 ↓

恵那山を探しますがそれは雲に邪魔されていました。大川入山は全体が見えます。



蛇峠山 ↓

蛇峠山も目の前で、良く見えています。背後に中央アルプスの一部が見えます。



中央アルプス ↓

中アにズームして近づきます。



仙丈ヶ岳 ↓

ここからは南アルプスの眺めが素晴らしいのですが、この日は薄い靄に邪魔されていましたが、それをソフト補正して並べていきます。 まず仙丈ヶ岳で、これからカメラを右に振って行きます。



白根三山 ↓

甲斐の白根が見えています。




塩見岳 ↓

位置の関係で、白根三山よりもこちらの方が高く見えてしまいます。



重鎮たち ↓

荒川岳・赤石岳・聖岳の重鎮たちが、ここから見る限りでは、一番大きく・高く・迫力ある姿で聳えています。



荒川岳 ↓

重鎮たちを個別に見ていきます。まず荒川三山です。



赤石岳 ↓

こちらは山脈の盟主赤石岳。 


聖岳 ↓

そして三河からは一番近い3000m峰の聖岳。



上河内岳 ↓

聖岳の右には上河内岳。



光岳 ↓

その右に光(てかり)岳。



中ノ尾根山 ↓

今回はこれまでが見えていて、それから右(南)は雲に遮られていました。



ブナの大木 ↓

目の前にはブナの大木が立っています。



茶臼山 ↓

茶臼山の山頂部が背後に見えています。
このあたりは一級河川矢作川の(支流の)源流部分でもあります。



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10/30日 東三河の里山で秋の花巡り 結の段(最終記事):ナガバノコウヤボウキ ヤマラッキョウ タチシオデ マムシ キセルアザミなど

2018-11-09 07:08:12 | 草花
このシリーズの最終記事になります。
展望丘で景色を楽しみながら、食事をし、その場所に登って来られた男性とも話が弾みました。
その男性は、静岡県磐田市の方で、偶然のことですが、「こりんのとざんにっし」の愛読者でありました。
こりんさんは小生の山友達なので、この偶然には驚きました。

その場所からは、飛び切り素敵な山岳景観があるのですが、この日の空は、残念ながら、遠くまでの見通しは利きませんでした。

この山行の最後の部分をレポートいたします。
ナガバノコウヤボウキ ↓

この山では普通のコウヤボウキと、このナガバノコウヤボウキの二種類を見ることができます。



ヤマラッキョウ ↓

今日出掛けて来た目当ての花にはこの花も入っていました。
これにて、センブリ、ムラサキセンブリ、リンドウ、ウメバチソウ、ヤマラッキョウ、ミカワマツムシソウと見ておきたい花には全部出逢えました。



ズミ ↓

ズミの実が少しだけ残っていました。頂くと、僅かにりんごのような味がします。



カマツカ ↓

カマツカは艶のある実を見せています。



奥三河の山並み ↓

北の方角、奥に奥三河の山並みが連なっています。
左から右へ順番に、鞍掛山、棚山、宇連山となり、手前の山は船着山(ふなつけさん)です。


 
宇連山 ↓

宇連山をズームします。宇連山の手前に鳳来寺山も見えているのですが、大変説明しにくい見え方になっています。(宇連山と船着山の間に挟まれています。)




三ツ瀬明神山 ↓

この三ツ瀬明神山あたりまでが見える限界でした。空がもっと澄み渡れば、南アルプスや恵那山も見える場所なのです。



ヤマラッキョウ ↓

束になって咲いていました。



里の風景 ↓

心和むこの風景は、ここまで来たご褒美でしょうね。



リンドウ ↓

リンドウの花を見るのにはうってつけの日差しと、時間帯でした。



反射板 ↓

反射板まで下りて、山の斜面をトラバースして行きます。



サワシロギク ↓

咲き始めは白い色で、花の末期にはこのようにピンクに染まってきます。
ここでは近似種で、シブカワシロギクという超希少種も生育するようですが、その見分けは土の下を掘り返さないとできないようですので、それはせずに置きます。



タチシオデ ↓

これは珍しいものを見ました。シオデ、タチシオデは春に花を見ることはありますが、実を見たことはありませんでした。



リンドウ ↓

花付きの良い株で、リンドウの花の撮り納めといたします。



ソヨゴ ↓

たった一度だけ出逢ったソヨゴの実でした。



雨生山反射板 ↓

さっき通った場所が、遠く高く見えています。



チカラシバ ↓

チカラシバが日を浴びて、輝いています。



山を下りてきました。車を置いた場所まで、山裾を回り込んで歩いていきます。



コスモス畑 ↓

コスモス畑の背後に、吉祥山があります。



ノブドウ ↓

フェンスに絡まって、ノブドウが綺麗な色の実をつけています。



ヒイラギモチ ↓

クリスマスの時に飾る、セイヨウヒイラギの代用として植えているのでしょうか。畑の際で見かけました。



マムシ ↓

久しぶりにマムシを見ました。よく見ると、首のあたりを負傷していました。



キセルアザミ ↓


タムラソウ ↓

キセルアザミもタムラソウも、田んぼの際で咲いていました。
キセルアザミは葉にとげがありますが、タムラソウでは棘の無い優しい葉っぱで、その形も違います。
花の下の総苞もトゲトゲしていません。



ゲンノショウコ ↓

車を置いた場所には、ゲンノショウコが咲いていました。



総歩行数 ↓

これは、富幕山と雨生山を歩いた両方の合算歩行数になります。
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10/30日 東三河の里山で秋の花巡り 転の段:ウメバチソウ センボンヤリ ネジキの実 リンドウ ホザキミミカキグサなど

2018-11-08 07:10:09 | 草花
「愛の鐘」を過ぎてから、目当てにしていたウメバチソウの咲く場所に向かいます。
ウメバチソウは道沿いに程よい間隔でちらほらと咲いていました。
そこからは山裾を回り込むように歩いて行くことにします。
秋の日差しと歩きやすい気温の中で、快適な里山歩きが続いています。

ウメバチソウ ↓








この端正な花は茎の頂部に一輪だけ付きます。手ごろな大きさと言い、端正な草姿と言い山野草の愛好家には好まれる草ですが、これも野で咲かせてこそのものかもしれません。



センボンヤリ ↓

センボンヤリは秋花がほどけた姿になっていました。タンポポのように風で種を飛ばして、新天地で生き延びる作戦ですね。



オミナエシ ↓

オミナエシは花が終わって種になった姿です。



ミヤマシキミ ↓

美しい赤い実は毒持ちでしたね。



オケラ ↓

ここでもオケラを見ます。



ネジキの実 ↓

ネジキの実も見ていきます。



サクラ ↓

何の種類になるのでしょうか、サクラの花が疎らに咲いています。



リンドウ ↓

花付きの良い、かつ、色のきれいな花が出てきます。



ホザキミミカキグサ ↓

もう少し近写したいのですが、小生のカメラではこれが精一杯です。



ツルアリドオシ ↓

ツルアリドオシの赤い実を見つけました。
「鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良虞崎」芭蕉 を真似させていただくなら「赤一つ見つけてうれし道の脇」となりましょうか。



センブリ ↓

道脇にセンブリの咲き並ぶところを登って行きます。



紅葉 ↓

小規模ながらも色の染まった葉を愛でていきます。



三ツ瀬明神山 ↓

来た道を振り返ると、三ツ瀬明神山が見えています。



カンアオイ ↓

お友達がカンアオイの花を見つけてくれました。



紅葉 ↓

ミニ紅葉に対面。



ムラサキセンブリ ↓

この時期のこの山の主役さんにもご挨拶します。



ウメバチソウ ↓

この場所のウメバチソウは花びらに欠損がありました。



紅葉 ↓

ここでは仰ぎ見る角度で見ます。



ミカワマツムシソウ ↓



稜線上の一か所で、再び、ミカワマツムシソウを見ます。



展望丘 ↓

展望丘に着きました。ここで休みを入れて山を下ることになります。背後に雨生山。



浜名湖 ↓

展望丘は県境稜線上にあり、南側は静岡県で、浜名湖の眺めが得られます。
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10/30日 東三河の里山で秋の花巡り 承の段:ムラサキセンブリ、リンドウ、ヤマラッキョウの赤と白、センブリなど

2018-11-07 07:09:07 | 草花
山の友達と二人で、ぼつぼつと話しながら山道を歩いて行きます。
私たちにとっては、この話をしながらゆっくり歩くということが、かなり大事なことになります。
これは、心臓の負担を最小限に抑えた、軽めの運動で終始するということなのです。
とかく身体が元気な若い人と歩くと、元気自慢で、自分本位に、さっさと歩く方もありますが、これは楽しくありませんね。
一緒に歩く相手のペースとの協調無しには、山歩きの楽しみはあり得ないような気がします。

この「承の段」では丘陵地帯に登りながら、出てくる秋の花に拘りを入れて見ていく、そんな模様をレポートします。

アキノキリンソウ ↓

ここではもう、遅い感じでした。



ムラサキセンブリ ↓





この山地の特徴であるムラサキセンブリが何度も出てきました。
センブリと比べると草丈が大分伸びます。そして大きな違いは苦味がそれほど強くはありません。



シモツケ ↓

ここではシモツケの花を6月頃から見ています。



リンドウ ↓





富幕山では出会ったすべての株が、みな蕾でした。これは朝の時間が早すぎて、花がお目覚めしてくれなかったからですが、こちらに来て、時間が経っているので、日差しをたっぷり浴びて花が開いてくれました。



ツリガネニンジン ↓

ツリガネニンジンも未だ花が残っていました。



紅葉 ↓

紅葉する木が少なくて、規模もずっと小さいですが、これも秋山の美ですから・・・・



カマツカ ↓

これはカマツカだとは思いますが、若干の違和感を持ちながら掲載します。



東屋 ↓

東屋に着き、ここで一休みを入れます。時間はゆっくりと流れています。



リュウノウギク ↓

こちらでもリュウノウギクを見ますが、出現密度は富幕山よりも低くなったようです。



ヤマラッキョウ ↓



ヤマラッキョウは赤い花と白花の蕾の両方を見られました。



リンドウ ↓

このリンドウは色が深いですね。



オケラ ↓

こちらは花が終わり、日が経ち、花の跡がほほけてきています。



ウツボグサ ↓

別名「夏枯草」は”秋枯草”になって残っています。



イヌヨモギ ↓

イヌヨモギという名前は、何かまがいモノのような印象を受けますが、小生はこの草は好きですね。
三河の山を歩いてもそう沢山は見ることがありません。



シュロソウ ↓

シュロソウは十分に時期が遅くて、うらぶれはてた姿に見えます。



ヒヨドリバナ ↓

ヒヨドリバナにはアサギマダラが寄ってきますが、今回はその美蝶を見ることはありませんでした。



センブリ ↓

この可憐な花も小生の好物で、見つけるたびに嬉しがっています。



愛の鐘 ↓

目印の場所に来て、次なる場所に向かいます。



笹の道 ↓

良い日差しの中を、笹を分けてのんびりと進んでいきます。



ゴマギか? ↓

これはゴマギでしょうか? ガマズミとはつくりがちょっと違うように見えます。
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