ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/22日 青春18きっぷの旅 「姫路城」 上の段:朝の一番電車でやってきました。

2019-12-26 07:10:35 | 草花
22日(月)に山の神様と共に姫路城に行ってきました。
山の神様はこれで二度目だそうですが、場内には入ったことがなかったそうです。小生は見るのさえも初めてのことで、気合いの入り方は相当なものでした。
朝一番の電車に乗って、乗り継ぎ二回で姫路駅に着いたのは午前10時8分でした。
駅前のバルコニーのようになっている建造物から真っ直ぐ道が見えて、その先に早々と目指すお城が見えていました。 ↓

方角は北北東1.3km先になります。歩いて20分かかるということです。
道が見えているので迷うことはありません。早速そちらに向かって歩いて行きます。



櫻門橋から ↓


比較のために先日の愛知県の犬山城 ↓

同じような画角でしたので、姫路城と犬山城を並べてみました。規模は姫路城の方が圧倒的に大きいのですが、どちらも同じ「国宝」です。



大手門 ↓

櫻門橋からこの大手門を潜り城の敷地内に入って行きます。この日は天気が良くて、風もなく、絶好の旅日和でした。



広場から ↓

大手門を通り抜けると目の前に広場があり、この城全体の広さが相当なものだと実感しています。
真正面から見た城は左下に修復中の個所があります。



やっと入場口 ↓

大手門を過ぎてから広場を歩き続け5-6分して、やっと入場口に着きました。ここで入場券を購入して城郭に近づいて行きます。



姫路城案内図 ↓

この図にはきちんと書かれてはいないのですが、一番下の左寄りにある黄色の部分より入場していきます。



入場してすぐに ↓

有料部分に入場してすぐのところで城を仰ぎ見ます。
これからはいろいろな角度から城を眺めていきます。



菱の門を通って ↓




三国堀 ↓

石垣も端正で立派です。



いノ門を通って ↓

近づいてきた分だけ仰角も大きくなっています。



はノ門へ ↓

こういう空間を通ると、お城が軍事要塞であることを再認識させられます。



四季桜 ↓

お城をバックにして四季桜が咲いていました。



夜間照明灯 ↓

時間があれば夜間照明で照らされたお城も見たいものです。



改修工事中 ↓

この改修工事中の箇所だけが、絶対的な美の空間に別のアクセントをつけていました。



靴を脱いで天守閣の中に ↓

こちらで靴を脱ぎ、スリッパをお借りして、いよいよ天守閣の中に入って行きます。
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12/18日 鳩吹(はとふき)山 その4(最終記事):鳩吹山で眺望を楽しんでから下山 JRの可児駅まで歩く。

2019-12-25 07:09:01 | 草花
西山の頂上を後にすると、残るはいよいよ、大トリたる鳩吹山一つとなりました。
西山を発ってから、500メートル(約20分ほど)ほど歩いたところで、県境稜線から離れて岐阜県内の山道を進むことになります。

坂祝(さかほぎ)方面 ↓

県境稜線上で露岩があり、北側に眺望の開けた場所がありました。
(後から分かったことですが、この場所で愛知県・岐阜県の境目から分岐して、これ以後は岐阜県内を歩くことになります。)
坂祝(と書いて”さかほぎ”と読みます。)の町が望めました。これで空が晴れれば、乗鞍岳や北アルプスが見える場所なのかもしれません。



カナメモチ ↓

その岩場にて赤い実をたくさんつけた、背丈が1メートルにも満たない、この木本の群生は、どうやらカナメモチのようです。



鳩吹(はとふき)山の山頂を遠望 ↓

鉄塔が二本立っているあそこが、目指す鳩吹山山頂のようです。あそこに着くまでに、雲に切れ目が出来ると良いのですが・・・。



沢を跨ぐ ↓

沢を一つ跨ぎます。これは地図上にも載っていましたが、飲用に適さないとお札が立っていました。



クチナシ ↓

こんなところでクチナシの実を見ました。すれ違った人にもそのことを告げておきます。



木曽川の蛇行 ↓

鳩吹山の一つ手前のピークで、北東方向に見晴らしの利く場所がありました。
そこから見えているのは曲がりくねった木曽川の流れと近場の山でした。
流れの左側が美濃加茂市で、右側は可児市のようです。



笠置山 ↓

直線距離約33km離れて、東北東方向に見えるのは笠置山(1128m)です。この山は恵那市と中津川市にまたがります。



鳩吹(はとふき)山着 ↓

今山行の目的地に着きました。鳩吹山の山頂には、三等三角点が設置されていました。


山頂に着いてもそれに連動して空が晴れるわけではありませんが、雨は完全に上がり、まだ日差しは届いては居ませんが、明らかに回復途上であることが実感できます。
この付近でぶらぶらして過ごし、晴れ間を待つ作戦にしています。時刻は午後1時35分。



二本の鉄塔のうちの一本 ↓

山頂の平らなところで晴れ間を待ちます。

付近をぶらついていると、屋根付き(東屋風)の展望個所がありました。そこに入って、休みを入れたり、食事をとったりして時間を稼ぎます。


恵那山 ↓

恵那山の雲が、少しずつ退いて行ってくれます。



笠置山、恵那山、美濃加茂市 ↓

鳥瞰して位置関係を確認します。



木曽御嶽が・・・↓

待望の木曽御嶽が見え始めて来たではありませんか。もう少し待てば・・・・・・・



望みは叶う ↓

雲の幕がスルスルっとずり上がって、ついに真打ち登場! 木曽御嶽が全貌を現わしました。
ここで 「合掌!」。 

木曽御嶽のご光臨に満足して、鳩吹山の山頂から下りて行きます。


可児の街並みと41号線 ↓

下界が一歩ごとに近づいてきます。



紅葉 ↓



紅葉末期・・・・・落ち葉散り敷く道も出てきます。



アオキ ↓

こちらではアオキの実が綺麗に色づきました。



下山地点まで ↓

木橋を渡ったりして・・・・・

下山 ↓

下山地点に着きました。
これからJRの可児駅まで長い街道歩きとなります。



道の途中からも ↓

歩く道に日が差してきて、木曽御嶽は街並みの背後で、きれいに見えています。



可児(かに)駅間近 ↓

木曽御嶽ともお別れとなります。



可児駅 ↓

可児(かに)駅に着いてから列車待ちで30分ほどありました。その間に着替えなどを済ませてしまいます。

乗り換えを3度ほどして、帰宅は午後7時頃でした。
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12/18日 鳩吹(はとふき)山 その3:途中から愛知・岐阜の県境稜線歩きで西山まで、その後分岐して鳩吹山を目指す。

2019-12-24 07:03:41 | 草花
継鹿尾山の休憩施設で30分ほど休憩した後、再びポンチョを着て歩き出します。
この道はアップダウンを繰り返す稜線で、途中、石原登山口(峠)のほんの少し手前からは愛知県と岐阜県の境目(県境)の稜線歩きになります。
時間はたっぷりありますので、ゆっくりのんびりと歩いて行きます。
そうすれば、晴れのお天気が、しびれを切らして追い付いて来ることでしょうから。

ヤマツツジ ↓

最初に見たのはモチツツジでしたが、今度はヤマツツジも見ることになりました。


途中から県境稜線歩きが始まります。


石原登山口 ↓

この少し手前あたりから愛知県と岐阜県の県境稜線歩きが始まっています。
ここからは西山を目指して、山の凹凸を何度も何度も繰り返して歩くことになります。



ツチガキ ↓

石原登山口の登り始めにツチガキ(ツチグリ)を見つけました。若い菌は食用になるそうですが、小生は未だ食したことはありません。



フユイチゴ ↓

フユイチゴを今回の山行ではあまり多くは見ませんでした。



西山へ向かう道 ↓

西山山頂間近では、県境稜線の落ち葉散り敷く道が続いています。


このあたりで雨が上がって来たと思いました。ポンチョを脱いで、リュックの中にしまいます。
しかし、未だ日差しは来ていません。

モチツツジ ↓

最初に見たモチツツジよりもこちらの方が花が新しかったようです。雨粒をたくさんつけて頑張っています。



西山山頂 ↓



標高340メートルの西山山頂の三角点は”四等”でした。

これから後は第一番の目的の、いわば本丸の鳩吹山を目指して歩き出します。


コアブラツツジ ↓

こちらの紅葉は葉っぱが細かくて、恐らくコアブラツツジではないかと推量します。



ヒカゲツツジ ↓

ここで群生している、ヒカゲツツジらしい葉っぱがたくさん出てきましたので、大変驚きました。
この種類は、もう少し標高の上がったところで生育するもの、とばかり思っていたからです。
帰宅してからネット上で調べてみると、確かにこの山では、たくさん生育しているという記事が、薄黄色い花の咲いた写真付きで出ていました。
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12/18日 鳩吹(はとふき)山をJR鵜沼駅から可児駅まで その2:寂光院の背後にある継鹿尾(つがお)山に向かう。

2019-12-23 07:01:19 | 草花
寂光院でお参りを済ませても、雨は上がってくれません。
昨日の天気予報のちょっとしたハズレにツッコミを入れながら、次なる目的地を目指します。
それは、この寂光院の背後にある、継鹿尾(つがお)山というところです。
天気が回復傾向にあるということは判っているのですが、雨が止んで晴れ間が見えるかな?・・・と思うとすぐに曇って来て、雨がまた降り出したりして、そんなことが繰り返されています。
そうなると、今日一日はずっとこんな具合なのではないか・・・・という悲観的なことも考えてしまいます。
池江璃花子選手のようにプラス思考になり切れないのが、雨男ぶちょうほうの持ち味かもしれません。
でも、まぁ、天気予報を信じて、いつかは止む雨だろう「今までに止まない雨は無かったのだから・・・・」と気楽に構え、時間引き延ばし作戦に切り替えました。
ゆっくり歩けば晴れ間が追い付いて来てくれるだろうことを、信じて、願って・・・・。

山道に入ります。 ↓

寂光院本堂の横手から山道が始まりました。始めはお寺さんの裏山らしく、石仏や霊神碑の建つところから始まりました。



モチツツジ ↓

雨天の山行をなぐさめて呉れるかのように、気の利いた花が出てきました。



石仏 ↓

この山道を歩いていて、石仏や霊神碑があまりにもたびたび出てくるので驚いています。
これがすれ違う下山者っだったら、ご挨拶の声掛けが煩わしそうです。



ソヨゴ ↓

登山道の脇にちょっとした目休め、気休めのものが出てくれるので、ご機嫌さんで歩いています。



霊神 ↓

霊神様の立っている石も、そのすぐ下の横になっている石も丸っこくて良い石ですね。
角の取れた丸い石は、見るからに心が和みます。



神社の鳥居 ↓

山中に比較的大きな鳥居が建っています。これを潜ると、(神社の大きな建物はありませんでしたが)・・・・・


玉垣が積まれてその上に祠があり、御嶽神社と駒嶽神社が祀られていました。



サンキライ ↓

サンキライ(サルトリイバラの実)は雨粒をお友達にして小生を出迎えてくれます。



黄葉 ↓

これはコナラでしょうか?とても好ましく思える色合いですね。



ヒサカキ ↓

こちらはヒサカキですね。黒い実が水遊びしています。



ズミ ↓

本当にこの道は目を楽しませてくれます。今度はズミの実が出てきました。ついでに口も楽しもうということで、一粒だけ頂き、食べてみました。甘さも酸味も曖昧な状態でしたね。



ネズミサシ ↓

ネズミサシ(杜松)の玉の実も出てきます。随分実りの種類の多い道です。



ミヤマママコナ ↓

今頃花を見るなんて、びっくりしましたが、このあとこの山域では、何度も何度もこの花を見ることになります。



継鹿尾山の三等三角点 ↓

山頂についてしまいましたが、まだ雨の中です。



山頂の休憩施設 ↓

雨が止むのを待って、ここで休憩を取ります。朝食をとってから5時間くらい経っていますので、ここで軽めの昼食をとることにしました。時刻は午前10時の10分前でした。



犬山遊園 ↓

休憩施設の屋根に守られて、優雅な休憩タイムを過ごしています。雨は依然として降り続いていますが、もう邪魔には思わなくなっています。
眼下に名鉄犬山遊園の観覧車が見えています。その奥には極々小さく犬山城が見えているのですが、それは家に帰って、写真を拡大して見て初めて気づいたことでした。
現地で気づいていたら、カメラでズームして撮っておくところでした。
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12/18日 鳩吹(はとふき)山をJR鵜沼駅から可児駅まで その1:まずは岐阜県で降車して愛知県犬山に入ります。

2019-12-22 07:02:52 | 草花
「青春18きっぷ」を使って、この18日に愛知県と岐阜県の県境付近を歩いてきました。
場所は鳩吹(はとふき)山という低山ですが、春のカタクリの咲く山として、また山上からの展望の良い山として気になっていた山でした。
当日の天気は、前日の雨が朝には上がるという天気予報でしたので、それをアテにして出かけましたが、天気回復が大いに遅れて、午前中いっぱいはポンチョを着て、雨に濡れながら山中を歩いていました。
位置図 ↓

岐阜県各務原市→愛知県犬山市→岐阜県可児市を歩いたことになります。



実行図 ↓

赤線部分を西から東に歩きました。



断面図 ↓

平地部分の歩行も、(特に下山後の)かなりのものでした。



鵜沼駅 ↓

朝一番の電車でJR鵜沼駅に着いたのは午前7時半頃でした。JRの鵜沼駅と名鉄電車の新鵜沼駅とではカプセル型の通路で結ばれていて、歩き始めの名鉄新鵜沼駅まで長い通路を歩いて行きます。



国宝犬山城 ↓

カプセル型の通路窓から犬山城が見えていました。あいにくの雨で霞んでしまっています。



名鉄新鵜沼駅前 ↓

今回の山行はここから始まります。



名鉄のミュースカイ ↓

この洒落たデザインの車両は、(もうだいぶ以前のことになりますが)鉄道友の会「2006年ローレル賞」と財団法人日本産業デザイン振興会主催の「グッドデザイン賞」を受賞しています。



犬山橋 ↓

橋が新旧二つ並んでいることから、「ツインブリッジ」とも呼ばれますが、鋼鉄製の旧橋は名鉄が専用で使用しています。
下を流れるのは木曽川で、こちら岸は岐阜県各務原市、川を渡ると愛知県犬山市となります。
雨が降る中をのんびりと歩いて行きます。



犬山城 ↓

橋の上から「国宝」を眺めます。端正な姿のお城ですね。



日本ライン犬山橋下船場 ↓

木曽川を下る「日本ライン下り」の犬山橋下船場が見えています。(今の時期は休航中でした。)
この建物を回り込んで、しばらくの間は木曽川を遡る道を歩きます。



一般道路歩き ↓

山に入る道筋に寂光院という名刹がありますので、そこを経由して山に入ることにしています。



寂光院の千体観音堂 ↓

寂光院の本堂は石段を300段以上登った先にありますが、この千体観音堂のところで雨の降り方が激しくなりましたので、お寺さんに断りを入れて軒端で雨宿りさせてもらうことにしました。



カラスウリ ↓

雨宿りをしている軒端からカラスウリの実が見えました。



長い石段 ↓

雨が小降りになったところで意を決して歩き出します。



寂光院の本堂 ↓

(以下はネットより)
寂光院(じゃっこういん)は、愛知県犬山市にある真言宗智山派の寺院。山号は継鹿尾山(つがおざん)。継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院(つがおざんはちようれんだいじじゃっこういん)と号する。通称継鹿尾観音(つがおかんのん)。紅葉で有名なことから「もみじでら」ともよばれる。 本尊は千手観音(秘仏)。

寺伝によると、白雉5年(654年)に孝徳天皇の勅願により南都元興寺の道昭和尚の手によって建立、支院18、寺領500石を有する盛大な寺であった。永禄8年(1565年)には織田信長が参詣の折り、清洲城の鬼門鎮護の霊刹として黒印50石、山林50町歩を寄進。江戸時代も寺領を持ち続けた。現在は寺域33万㎡(10万坪)を有する。参道は全て東海自然歩道。境内全域は飛騨木曽川国定公園。



本堂前のラカンマキの巨樹 ↓

お寺の本堂前にありますので、それなりに仏性を感じます。この木は雌雄異株で、雌木には実がなりますが、その実の様子が、赤い衣をまとった丸顔の羅漢様に似ていることから、ラカンマキという名前が付いたそうです。
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