ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

この頃の夜空

2021-10-24 10:57:23 | 草花
秋が深まり、空気が澄んできましたので、夜空を見ることが多くなりました。
そして、夜空を眺めているうちに、夜になって雲が拡がってくることが意外に多いことにも気づかされました。
結局、昼でも夜でも変わりなく、雲は発生するものなんですね。
夜空に「ピーカン」という言葉を使うかどうか知りませんが、完全なピーカンには未だ出逢っては居ないかもしれません。

プラネットという言葉に最初に出逢ったのは日本におけるテレビの黎明期で、小生がまだ小学生の頃でしたが、日曜日の朝にテレビのある子の家に行ってアメリカの「スーパーマン」ドラマを夢中になって見ていた頃のことでした。
スーパーマンはデイリー”プラネット”社の新聞記者・クラーク ケントに身をやつしていて、事件があるとスーパーマンに変身して、解決していくという筋立てでした。

だいぶ後になって知ったことでしたが、この「プラネット」という言葉は惑星のことを指す言葉だったのですね。
小学生の頃には「水金地火木土天海冥」・・・と九大惑星を覚えましたが、近頃になって冥王星はその仲間から外されてしまいました。(八大惑星)
上の八つのうちの水金地火木土のうちの5つまでは見ることが出来ますが、肝心の地球については、そこに根差して生活しているのに、宇宙空間に出たことがないので「青かった」・「丸かった」と実感することが出来ないのは実に残念なものです。

さて、「この頃見る夜空」という表題にしましたが、惑星だけではなくて、ほかの星座なども写しています。

夏の大三角 ↓

真夏の夜八時頃には頭上に輝いていた「三角形」も、この時期、同じ時間帯にはだいぶ西に寄ってきています。



土星 ↓

環がどうにか見えるところまでソフトで無理やり拡大しました。



木星 ↓

22日の晩は衛星が3つ見えていました。



立待月 ↓

22日の月齢16.1のものです。



カシオペア ↓

隣の店の明かりに邪魔されて苦しい見え方ですが、何とか・・・・



スズメ ↓

この一羽は皆勤賞もので大変律義に訪問してくれます。



カリン ↓

実がひとつ落ちてしまいました。もう少し大きくなって欲しかった。 玄関に入れると、芳香が漂い出しました。



昨晩の木星 ↓

昨晩(10/23)は衛星が4つ見えました。見える数の増減や、衛星の位置が変わり、そういうことも面白いと感じています。



居待月 ↓

23日の出始めの、赤身と黄色味の残った月で、月齢17.0で、この後中天に出てオリオン座を見るのに迷惑なほど明るく輝いていました。
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He's got the whole world in his hands.(もの皆は主のみ手に)

2021-10-21 11:51:25 | 草花
アメリカの映画を見ていると、たまに上の曲に出逢います。どういうことかとネット上で調べてみるとどうやら教会で歌われる曲のようなのです。
それで映画の中でも歌われることがあったのでしたね。

昨日(10/20)公示日の翌日ですが、衆院選の投票券が郵送されてきましたので、早速、期日前の投票に行ってきました。

そして、投票直前の気持ちは上の曲のうちのHe'sのところを変えて、「I'm got the whole world in my hands.」でしたね。

またはこうでしょうか?「これは一人の人間にとっては小さな一票だが、日本にとっては偉大な一票である」・・・・・某宇宙船長のパクリ。

或いは「ここに、1つの投票券がある。健康祈願、暮らしの安定、しあわせ祈願。・・・人の数だけ願いがある。
叶うかどうかは分からない。それでも人はなぜ、投票し続けるのだろうか。それは・・・諦めないことこそが大切だから、なのかもしれない。」・・・・・これはTVドラマ「ラジエーションハウス」のナレーションからのパクリです。

投票済み ↓

割合早くに投票をしたつもりでしたが、済ませた人はすでに30人以上あったように見えました。


そして待ちかねた満月の時間です。


東の空に昇ってきた十五夜の満月は、黄色味を帯びていました。この時の月齢は13.9。


空を煌々と照らす ↓

高くなるに従い、黄色味はなくなり、白色光になり、夜空を煌々と照らし始めます。 月齢14.0.



金星 ↓

日が沈んだ時に金星は西の空で明るく輝いています。「宵の明星」の名前通りに、この後はぐんぐんと地際に沈んでいきます。
右側が欠けていることを感じ取れます。


木星 ↓

この日(10/20)は衛星が三つだけ見えました。



土星 ↓

カメラの望遠だけではいくら頑張っても環が見えてはきません。
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今宵は満月で十五夜です。 晴れると良いけれど・・・・・

2021-10-20 08:59:22 | 草花
満月と十五夜では別の意味になります。
ですから、満月の夜が必ずしも十五夜であるとは限らず、むしろ今晩のように満月と十五夜の二つが重なる方が確率は低くなります。
十五夜は新月から数えて15日目を指します。対して満月とは、月と太陽の黄経の角度差が180度となる瞬間ですから意味が違ってくるようですね。
ちなみに満月の瞬間は 10/20 23時56分だそうです。そのときの月齢は 14.2です。

三河では十三夜の晩は全天曇りで残念な思いをしただけに、今度こそ今夜が晴れると良いと思っています。

17日の月 ↓

この時の月齢は10.9です。

十三夜の月 ↓

18日は十三夜で期待していましたが、全天の雲に遮られて、こんなざまでした。(月齢12.1)

そして昨晩(10/19)の月 ↓

昨晩は次第に晴れて来て、月がしっかりと見えました。十三夜はダメでしたが一日後ならOKとは皮肉なものですね。(月齢13.0)



茜雲 ↓

17日の夕空はきれいでした。



モズの雌 ↓

雀の餌台にモズが来ていました。いかつい顔ではないので別の種類かと思いましたが、これはモズのメスのようです。



昨日の雀 ↓

田んぼで稲刈りが終わり、そろそろ自由に餌が得られなくなって来たのでしょうか、餌を置くとすぐに集まってくるようになりましたが、
まだ集まって来る数が少ないですね。



昨晩のジュピター ↓

昨晩はシーイング(大気ゆらぎによる星像のぼけ具合)が良かったようで、カメラの望遠でいっぱいに引き寄せてからソフトで拡大していくと衛星が4っつ見えて来ました。



今朝の雀 ↓

今朝(10/20は)光り輝く朝となっています。餌を置くと早速やって来て、ひとしきり食べた後あっさりと飛び立ちます。
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10/16日 自転車で出かけた帰りに神社に立ち寄り、ドクターイエローを撮って・・・・

2021-10-18 07:07:29 | 草花
土曜日は未だ日差しが強かったのですが、所用があって隣町まで、自転車で出かけました。
帰り道に神社に寄ってお参りしてから境内とその周辺を散策します。
付近の畑で子供たちの集団がいて、和やかな雰囲気が伝わってきていたので、近づいてみるとサツマイモ掘りをやっていたのでした。
大収穫にありつけて機嫌よく引き上げるところでした。

そういうことをしながら時間を費やして、やがてドクターイエローが通過する時間に近づきます。
それを撮影するマニアの方達が集まる場所は大体把握していますが、小生はそれに拘らずに、ほかの場所を自分なりに探し続けています。
しかし、好都合の場所はすぐには見つからず、ここなら良いと思ったところでも必ず難点があるものです。そういうことも面白くて、もうしばらくはドクターイエローを追っかけることを続けていられそうです。

ハナゾノツクバネウツギ ↓

街道の歩道との境目に生け垣として植えられています。この自動車排気ガスに強いであろう樹木は一昔前にはずいぶん見たものですが、最近はほかの種類も豊富になってきていて、やや肩身が狭くなっているのでしょうか。



神社の椎の実 ↓



50年以上前の欠食児童の多い時代なら競って拾ったと聞きますが、この頃ではだれも見向きをしなくなり、地面には落ちたまま放置されています。 道の上ではそれこそ足の踏み場の無い状態です。



大楠 ↓

神社境内に一本の大楠があります。去年はこの木の周りで猛禽類のコチョウゲンボウの番(つがい)がいて、片方は羽を怪我して飛べないでいましたが、もう片方が連れ添っていました。いつの間にか姿を見なくなりましたので近隣の人に聞いたところ、飛べるようになったのではないかとのことでした。
で、今年は来たのかどうか・・・ということですが、姿を見ていないとのことで、その後を知りたい身としては少し残念ではあります。

ドクターイエローを見る場所として期待していたところにやって来ましたが、ここは極めて不向きなところでした。

来た! ↓

やってくる方角に遮蔽物があり、その瞬間しか撮れませんので、緊張感がハンパありません。


爆走 ↓

目の前をアッという間に通り過ぎます。


追いすがり ↓

必死に姿を追って、後部を写します。

この場所は条件が悪すぎました。



ローゼル ↓

畑でこの植物を栽培していた人を見ましたので、いろいろ聞き出すことが出来ました。
リンゴジャムを作るときにこの実を入れると薄ピンクの良い色に仕上がるとか、実は食べないとか聞いているうちに一枝切ってくれました。 家に持ち帰り、いろいろと利用方法を考えているところです。



ぬばたま ↓

ヒオウギの真っ黒いこの実を”黒い=暗い”ことからいにしえ人は”ぬばたま(射干玉)”と表して、夜の枕詞にも使ったようですが、現代人はそういう雅な表現はしなくなっています。
ところで”ぬばたま”の語源は何でしょうか? 最初からヒオウギの実を指す言葉だったのでしょうか?



月齢9.9 ↓

さて今晩が十三夜です。どうやらお天気は怪しいようですが、少しでも見ることが出来れば・・・・と希望しています。
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秋色深まった野原をひと回り 

2021-10-17 10:15:40 | 草花
今は10/17日の朝で、室温が20℃で、ちょうど過ごしやすいところにありますが、これまで暑い日が続いて来て、それに慣れてしまった体には肌寒く感じられます。
上に着るものも長袖がちょうどよいのかなと思えてきましたが、未だ半袖で頑張ってみようとしています。
衆院選の告示が明後日ということで、実質上は選挙が始まっているのでしょうね、そのリハーサルでしょうか、朝から賑やかに選挙カーがひとしきり発声をしていきました。

空は昨晩から曇っていて、東海地方では17日も18日も夜には雨が降るところまあるようで、楽しみにしていた18日の十三夜はどうも望み薄かもしれません。
「十三夜に曇りなし」という言葉は近年では大してアテにはできないようです。

晴れているときに自転車で一回りしたその模様を記します。
金糸梅 ↓

公園の外周の植え込みの中で、ポツポツ返り咲いています。



セッコク ↓

先日一輪だけの返り咲きでしたが、今度は三輪も咲いて来ました。



セイタカアワダチソウ ↓

休耕地でこれがはびこっています。もともと畑はほかの植物にとっても都合の良い環境なのでしょうね。



アキノノゲシ ↓

畑のあぜ道でこれがたくさん花をつけて立っています。



大豆 ↓

こちらは大豆栽培の畑で、実の入りの良さそうな莢がたくさん付いています。



オオイヌタデか? ↓

こちらはオオイヌタデなんでしょうか? 背丈の大きなタデが所々で見られます。



パンパスグラス ↓

大きな株で、日本名は「シロガネヨシ」と言い、俗称では「おばけすすき」とも言うそうですが、小生の場合この二つはまだ聞いたことがありません。しかし、植物分類ではイネ科シロガネヨシ属だそうですから、シロガネヨシという名前がもう少し広まってもよいかもしれません。



コスモス畑 ↓

久しぶりに一つの区画にこの花が咲いているところに出くわしました。傍らに「休耕田調整・・・・」と看板がありましたから、一つの施策の下に栽培されているのでしょうね。
自治体によると、緑肥(コスモスの株そのものを肥料にする)に対する補助金もでているようで、コスモスによる緑肥は荒れた水田を守り、経済面、管理面での負担を軽減し、観光資源にもなり得る・・・・という考え方もあるようです。
これならセイタカアワダチソウの荒れ果てた景観より余程マシですね。



ヒロハフウリンホオズキ ↓

畑のあぜ道でこの草を見ました。最近は静かに分布を拡げつつあるように感じます。



マルバルコウソウ ↓

これは随分蔓延ってきていますが、これまで見て来た中で感じたことですが、平らな場所よりも法面を好むようです。水はけの問題なのでしょうか。
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