闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

少年部3クラス

2009年07月09日 | 道場日記

 少年部水曜・土曜は3クラスに分かれていますが、稽古内容だけではなく雰囲気や子ども達の様子も違います。
 稽古の強度はもちろん、センセーの話し方や要求も違います。

 小さい子が多い初級・初心クラスは、集中できる時間も増え、話が理解できる能力も稽古に来る毎に、時間がたつ毎に上がってきているように思います。
 見学されているお母さんにとっては、じりじりするところもあるようですが、少しずつですが確実に違ってきているものです。少し難しいと思われる説明もあると思いますが、繰り返せば必ず理解できるもので、安易に簡単に説明しないのは上のクラスに上がってもついていけるよう考えてのことのようです。まずはできるようになったことがひとつひとつ増えていること、それを褒めてあげて欲しいと思います。

 中上級低学年クラスは、最近話を聞く態度が出来てきたように思います。説明をするとすごく真剣なまなざしで見ています。良い行動に皆がひっぱられるようになっているように思います。頑張る事を茶化したり、照れたりすることがほとんどなくなりました。そうやって稽古を積み重ねていることに自信を思って欲しいです。
 歯をくいしばり頑張っている場面も増えています。親御さんからすると大きな変化が見られない時期かもしれませんが、こつこつ頑張っていることを認め、変わらぬご協力をお願いします。

 中上級高学年クラスは、歴の長い子も多く、稽古前後のナチュラルさは変わりませんが(笑)、いざ稽古に入ると細かい説明をしなくとも意図をくみ取り、黙々と稽古をこなしていけるようになっていると思います。
 難しい要求をしてもなんとか身につけられるよう、自分で考えながら一生懸命動いています。長い年月一緒に稽古をしてきたセンセーや仲間との絆は、なにものにもかえがたいものになってくれていることでしょう。べたべたはしていませんが、みんなすごく仲がいいです。

 最近また、親御さんの入門も少しずつ増えています。
 大人は常に全開ですので「こんなにきついんですか」との感想をいただいています。一緒に動いてみてわかることもあります。
そして・・・これから続けていくことの大変さもわかることと思います。子ども達に負けないように頑張っていきましょう。

 「子ども達はみんな本当に素直で、たまらなく可愛いです

 道場にいると子ども達の無条件な可愛さと親御さんのお子さんに対する思いに触れ、自分の子育てについても考えさせられることがあります。本当に勉強になります。
 これからも色々学ばせていただこうと思っています。いつもあたたかい目で見守って下さって本当にありがとうございます。