闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

やさぐれじむちょー

2010年10月14日 | 雑記
 昨日は沢山の方が強化に来てくださったようで・・・本当にありがとうございました。センセーの様子をみるとと~ってもいい稽古ができたようで(笑)
実はこのところ・・・一般部の出席人数が少なかったのです。

 稽古に来るのは、怪我等のリスクもあってとても強制できるものではなく・・・。それぞれに『覚悟』が必要なわけで・・・。それを決めるのは自分自身だから・・・。

 えらそうに「稽古に来てね」なんてここで書いているじむちょーですが・・・実は私的に去年の秋ぐらいから気持ちがやさぐれていて(意味:すねる。なげやりになる)・・・色々考えて「できることだけでもがんばろう!」なんて自分を奮い立たせていたくせにどうしようもない現実に押しつぶされそうになって頑張れない自分がいて・・・。

 そんな状態で道場にいても・・・みんなに触れているうちにみんなのひとつひとつの頑張りにゆっくり後押しされながら少しずつ元気な気持ちになってきています。

 道場にいるとときにみんなの頑張りがまぶしいこともあるけれど・・・せんせーに空手を始めた最初の頃言われた言葉が私の支えになっている気がします。

 『道場では頑張っている人が一番尊いということ。その現状を素直に認めることができなければならないこと。続ける以上それを受け止めた上で自分が頑張るしかないということ。』
 
 稽古って順調に来れてるときが一番楽しいと思います。だから空手を始め沢山稽古に来れていた頃は楽しくってしかたありません。でも帯が上がり、強度もあがり、きつい負荷を自らがかけなければならなくなってくると辛い部分も増えてきます。ましてや稽古の時間を作るのが難しくなってくればなおの事だと思います。

 でも稽古することでしか・・・その辛さから逃れることはできないですよね。
これも続けていればこそ。やさぐれていた心と固くなって緩んでしまった身体をもうそろそろなんとかしないと。そう思うじむちょーでした。 
 
 お前の空手ごときがと言われそうですが・・・私だって悩むんです。
元々とんでもなく後向き人間で、前向きになれないこともしばしばですが・・・。
昨日も少年部のお母さん方から

 「ひとりで道場に来れるようになったんです。」とか「もう行かないとか言い合いになったんですけど・・・自分で空手着に着替え始めて。」とか「試合に挑戦してみようと思ってるみたいで。」なんて嬉しい変化を聞けると元気がもらえるんです。

 あと黙々と頑張っている上級の子ども達の姿を見てると・・・「何をやさぐれてるんだ。お前は。」と叱咤されてる気がします。
 
 ガンガン稽古しているセンセーの近くで、やさぐれじむちょーもそろそろ卒業しないとな・・・と思う今日この頃です。

 みんなはやさぐれちゃうことってないのかな・・・。