闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

痛み

2012年05月20日 | 携帯から

 最近少年部でもセンセーと組手をする場面があるけど(たま~にだよね)・・・先週の木曜日、少年部が終わったあと、久々にセンセーと組手をさせていだだきました。

 もちろん、絶妙の加減で・・・。

 すばらしい配慮のある中。 

 それでも、痛いし、怖かった。

 でも、最高に嬉しかったな・・・。

 帰り道、ニマニマしちゃった。

 それは、自分の今の力がどうとかではなく・・・。

 身体に感じる倦怠感と痛さが

 たまらなく、嬉しかったから。

 空手を始めた当初

 運動経験もなく

 稽古についていくのがやっとだった私が

 その痛みが

 今まで自分が感じてきた

 病気の痛みや

 悩みや苦しみで受ける

 心や体の痛みと

 全く違う痛みなんだと気づいて

 ほくそ笑んだときと似ていました。

 自分が空手をするようになるまでは

 「なんで痛いのに空手なんてするんだろう?」

 ずっと思ってきたのに・・・。

 空手でする怪我もとても辛いけれども

 空手を奪われるほうが今はずっと辛い。

 嫌な心に支配されそうになったり

 ときどきふてくされそうになるけど(笑)

 自分にどんな稽古ができるのかを考えながら

 これからもやっていこうと思っています。

 子どもの頃からあんな痛みに立ち向かってるみんなは

 本当にすごいと思います。

 道場であの時感じてた痛みは

 不条理な痛みと違うと

 大人になって思い出してくれたらなぁって。

 みんなの汗は本当にきれいです。

 稽古待ってます。

押忍