少年部は新学期の生活にもやっと慣れ
運動会の練習や遠足などで疲労しながら
頑張って稽古に来てくれています。
しかし、この暑さにさすがにしんどそうです。
「 Easy come easy go」
水曜日の少年部でセンセーが話していました。
「簡単に手に入れたものは、簡単に手から離れていく」
そのような意味として。
あまり努力をしないで手にしたものって
先に行って、やっぱり思い入れ少ないですよね・・・。
人の持つ能力や器用、不器用には個人差があると思います。
でも今の自分を超える努力をする機会は
みんなに与えられていると思います。
試合や審査に向けて努力すればするほど
それは自分にとって価値のあるものになると思います。
決めたからにはその覚悟を持ってのぞんで欲しいと思います。
また、久々に稽古すると
なかなか調子が上がっていかない感覚を持つと思います。
体が重いし、忘れているし、こわいし・・・。
でもその現状を当たり前のこととしてとらえ
またコツコツと頑張っていくと・・・。
少しずつですが勘が戻っていきます。
その期間が耐えられず辞めていかれる方も少なからずいました。
でも長く続けている誰もが経験してこられている時間です。
頑張っていたからこそなんです。
「あきらめきれません。」
いいんじゃないですか・・・。
踏みとどまっていてくれているなら。
今週の一般部は、ウエイト制大会の間に自主トレに来た方も多く
その中には本当に久々の名前も・・・。
稽古復帰の挨拶に来てくれたり、
再入門してくれている人も出てきています。
石井・高橋両指導員のクラスも大人数で盛り上がっていました。
やっぱり出席人数が多いと指導員さんも稽古生の皆さんも
仲間の頑張りに背中押されることもあると思います。
少人数でしかできない渋い稽古もいいですけど(笑)。
みんなには私達の知らないような色々な事情があるかもしれません。
だから稽古のときだけの状況で人を見るようなことはしていません。
もちろん厳しいことも言うこともありますし、甘い稽古もしませんけど(笑)。
みんなだって、そんなの求めてないでしょ~。
手から離したくはない・・・。
そう思ってくれているのは
自分が努力して得たものだからです。
稽古待っています。
押忍