先週の金曜日、母が亡くなって10年目の日でした。
仕事場から帰り、実家にお線香を届け、センセーと食事をしました。
ユース合宿の見送りの帰り、品川の本屋さんに立ち寄ったとき読んだ鉄拳さんが挿絵をしている本の内容を話してくれました。
10年前、母は前日寝込んでいたそうですが、「今日は休めない」と仕事に行き、激しい頭痛を感じながらも最後まで仕事をし、職場から帰宅したところで、くも膜下出血で突然倒れ救急車で運ばれ、手術に成功したものの再度出血し、そのまま亡くなってしまいました。
ずっと働きどうしで、親戚の方から「これでゆっくりできるのでは」なんて言われたりしました。
責任感が強くておひとよし。いつも自分そっちのけで人の事ばかり心配し、62歳という年齢でこれからやりたいこともあったのではと突然の別れを何年も納得できずにいたりしました。
でも最近になって思うんです。
人から見た人生ではなく、自分が思っている人生・・・。
母はこうありたいと思って、最期まで自分らしく生きたのではないかと。
気の毒だったとはきっと言われたくないと思っているのではと。
そして・・・自分の思いを貫いた母の人生は輝いていたと。
今はそう思っています。母はどんな夢を見ていたんだろう・・・。
もっと話しておけばよかったなぁ。
書籍『それでも僕は夢を見る』公式PV (作・水野敬也 画・鉄拳)
映画「ベイマックス」も観たいな~。ところでベイマックスってセンセーに似てない?(笑)
『ベイマックス』鉄拳「パラパラ漫画」オリジナルPV