闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

昇段祝い

2017年05月21日 | 道場日記
昨日は、渋谷・濱中両初段の昇段祝いのお祝いにご出席、稽古時間変更にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

昇段祝いは、大人20名ブラスアヤネ初段の参加で、とても盛り上がりました!!
今回も稽古生の篠さんのお店であるキアッキェローネさんで、本当に心おきなく、ゆっくりさせていただきました。
キアッキェローネの皆様ありがとうございました。

横須賀道場からついてきてくださった渋谷先輩、道場開設期からご家族で稽古を頑張ってこられた濱中さんの昇段をみんなが喜んでお祝いしてくださいました。
お二人とも大きな怪我や手術を乗り越えて、長い年月をかけて、沢山の稽古を積まれ、念願の黒帯を手にされました。
本当におめでとうございました。

水曜日の20時からの一般部を受け持ってくださることとなった渋谷初段の号令はリズムも声も憧れの恵吾指導員に似ています。さすが、昇段前に土日以外は、ほぼ毎日稽古に出ていただいていたので、しっかりとセンセーの指導をリスペクトしてくださっています。
土曜日の午前の一般部の指導補助として伊部初段とともに入ってくださることとなった濱中初段は、空手のみならず、格闘技全般もお好きなようで、常に技の研究に余念がありません。クラスでお世話になった石井、田中、沓澤指導員からの教えも伝えていきたいと熱意を持って話してくださいました。

「人を動かし、伝えることは、ある意味自分が動く以上に難しい。」とよくセンセーは話していますが、だからこそ、やり甲斐があり、だからこそ、とても自分の為にもなるそうです。
センセーもここまで、40年近く指導に携わさていただき、後輩の稽古生の皆さんに沢山の力をもらい頑張ってこれました。

また、初段は、新たなる出発点でもあると思います。
まさに「向後益々業法を究め、切磋これあるべきものなり。」です。
ご自分をさらに磨かれ、空手の道を歩まれていただけたらと思います。

そして、これからも人生の岐路に立たれたり、環境の変化、怪我や病気、ご家族の問題など、色々な出来事が起きてくると思いますが、空手をご自分の一部として、末永く持ち続けていただけたら嬉しいです。

いい時ばかりではないかもしれませんが、みんなが背中を見ています。
どうか、宜しくお願いいたします。

昇段の様子を後日書きますと言ったまま、結局書くことが出来ませんでした。
病床から、昨年、今年と昇段の相手ができず何より残念がっていた木村指導員が審査前日に亡くなり、昇段を迎える2人には終えるまで内緒にしようと決めた後の文庫のみんなの結束力、心に秘めた思い、審査後にそれを知ることとなったお二人の気持ちを思い出すとどうしても書くことが出来ずにいました。ごめんなさい。
お二人とも本当によく厳しい審査を乗り越えられ、バトンを受けついでくださったと思います。本当にお疲れ様でした。

いつも昇段祝いに出席出来ずに申し訳ないとお花を贈ってくれていた木村指導員のことなので、昨日のお祝いの席もきっと見守ってくださっていたと思います。
ご自分が一番辛い時に渋谷先輩をあえて道場に差し向けてくださっていた、2009年、結婚3年目に亡くなった奥様もきっと喜んでくださっていると思います。約束が果たせて本当に良かったです。

黒帯さんは道場の宝です。
皆さんにもぜひ、黒帯さんになっていただきたいと思っています。

稽古待ってます。
押忍
せっかく作っていったDVDも篠さんから差し入れていただいた「黒帯」というお酒も出し忘れちゃって、大変失礼ました。耄碌しちゃってるなぁーー。